浜口陽三 Yozo HAMAGUCHI
浜口陽三(はまぐち ようぞう)は、1909年和歌山県生まれ。1927年東京美術学校塑像科に入学するが、梅原龍三郎の助言により1930年中退、渡仏し、途中2年間ニューヨークにも滞在するが、1939年までパリで油彩画と銅版画を独学する。1953年再び渡仏、1955年頃よりカラーメゾチントによる制作を始める。1957年第1回東京国際版画ビエンナーレで東京国立近代美術館賞を受賞、同年サンパウロ・ビエンナーレで日本人初の大賞を受賞。その後もリュブリアナ、クラコワの国際版画ビエンナーレで受賞。

1981年にサンフランシスコに移住、翌年には北カリフォルニア版画大賞展でグランプリを受賞、エンサイクロペディア・ブリタニカの「メゾチント」の項目で、「20世紀の半ばの最も名高い、孤高ともいえる主導者」、「カラーメゾチントの新しい技法を開拓した作家」と紹介される。その高度な技術から生まれる繊細で静謐な作風は、他の追随を許さず高く評価されており、今日、世界の代表的銅版画作家の一人として広くその名を知られています。1996年に帰国。2000年没。享年91。


「Green Cherry」
カラーメゾチント
7.8×5.9cm
Ed. 145
サインあり

「とうもろこし」
1959年
メゾチント
イメージサイズ:23.5×54.0cm
シートサイズ :50.5×66.0cm
Ed. 50(H.C. )
サインあり
SOLD

「カリフォルニア・チェリー California Cherry」
カラーメゾチント3.8×3.8 cm


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