E.J.ベロック Ernest James BELLOCQ
1873年生まれ。1949年、歿。写真家。ベロックの手によるものとして知られる現存の写真は、すべてニューオリンズの紅燈街「ストーリーヴィル」の娼館で撮られており、そこで働く女性たちが被写体として登場している。おおむねの女性たちは、やわらかな太陽光の差しこむ場所にいて、着衣でもヌードでも、こわばりを解いたゆったりとした時間のなかにあるように見える。こうした、男性が撮したように思えない極めてニュートラルなエロスが現在でも人々を魅了している。

ベロックの存在が写真史に登録されることになったのは、1958年ニューヨークからやってきた写真家リー・フリードランダーがあるギャラリーを訪れ、ベロック撮影の乾板を見出し関心を抱いたことをきっかけとする。1966年フリードランダーは、ベロックの乾板89点を買い取り、焼付け作業を行う。こうして1970年にニューヨーク近代美術館で公開されるなど、ベロックの女性たちは再出現した。


”Untitled”
ゼラチンシルバープリント
25.2x20.2cm
裏面にリー・フリードランダーのサインあり

「ストーリービル・ポートレート」
1911年頃
ゼラチン・シルバー・プリント
(リー・フリードランダーによるプリント、金調色P.O.P.プリント)
20.2×25.2cm
リー・フリード・ランダーのサインあり


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