萩原朔美 Sakumi HAGIWARA
1946年東京生まれ。映像作家・演出家。 演劇実験室天井桟敷の起ち上げに参加。10代の後半ころより、ジャズ喫茶ビザールでボーイのアルバイトを行い、そこでの出会いから、寺山修司主宰の演劇実験室「天井桟敷」の立ち上げに参加。1967年4月に旗揚げ公演となる『青森県のせむし男』で初舞台を踏む。その後、丸山明宏(美輪明宏)との共演作『毛皮のマリー』での美少年役が大きな話題となる。俳優活動の後、1968年の『新宿のユリシーズ』にて演出を担当。以降同劇団の演出家を務めるようになる。 代表作に『書を捨てよ町へ出よう』『時代はサーカスの象にのって』など。また1969年には、かつて自身が出演した『毛皮のマリー』の演出を行い、ドイツのフランクフルトで開催された国際実験演劇祭に招待される。 退団後、時間や記憶をテーマにした映像作品を制作。榎本了壱(現 京都造形芸術大学教授)、山崎博(現 武蔵野美術大学教授)、安藤紘平(現 早稲田大学教授)らとともに実験映画作品を精力的に制作、世界各地で上映会が開催される。

1973年8月アメリカ国務省の招聘により渡米。帰国後、アメリカ文化センターでビデオアートの現在についての講演を行う。 また、版画作品、写真作品など様々なメディアを使いながら作品制作を行う。1975年に株式会社エンジンルームを設立。代表取締役に就任。そこで雑誌『ビックリハウス』をパルコ出版より創刊し、初代編集長を務める。パルコ文化、渋谷系サブカルチャーといった文化を生みだし、牽引する。1978年にイメージフォーラム映像研究所講師に就任(現在に至る)。1981年に多摩美術大学芸術学科非常勤講師、1982年に同専任講師、1988年に同助教授、1993年に同教授就任。1990年東京アナウンス学院 講師に就任(現在に至る)。2001年多摩美術大学 造形表現学部 映像演劇学科 教授に就任(現在に至る)。2002年桜美林大学 非常勤講師に就任(2006年まで)。2002年東北芸術工科大学 非常勤講師に就任(2006年まで)。2007年多摩美術大学 生涯学習センター長に就任(現在に至る)。2011年現在、多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科長。


《霧》
シルクスクリーン
イメージサイズ:49.5×26.0cm
シートサイズ :65.0×50.0cm
Ed.20
サインあり

《リンゴ》
シルクスクリーン
イメージサイズ:22.2×22.2cm
シートサイズ :65.0×50.0cm
Ed.20
サインあり

《リンゴ(赤)》
シルクスクリーン
イメージサイズ:32.5×22.2cm
シートサイズ :65.0×50.0cm
Ed.20
サインあり

《小田急線》
シルクスクリーン
イメージサイズ:23.0×16.0cm
シートサイズ :49.5×32.5cm
Ed.20
サインあり


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