弊廊「ときの忘れもの」の2005年4月〜の企画展・常設展のご案内を申し上げます。 「草間彌生の初期版画」 会期=2005年4月15日(金)〜4月28日(木) 12時〜19時 日曜・月曜・祝日は休廊 会場=ときの忘れもの 出品=草間彌生の初期版画作品 草間彌生はタブローや立体などを精力的に手掛ける中で、1979年に「靴をはいて野にゆこう」「幻の野に立ちて」の2点のシルクスクリーンを発表して以来、今日まで341点の版画を制作してきました。ときの忘れものも版元として、今まで22点の版画をエディションしてきました。 それら341点を全て網羅したカタログ・レゾネ「草間彌生全版画集 1979〜2004」が、阿部出版より刊行されました。 本展では、レゾネ刊行を記念して、版画処女作「靴をはいて野にゆこう」「幻の野に立ちて」をはじめ、最初期の版画作品を展示します。 草間彌生(くさま やよい)は、1929年(昭和4)長野県生まれ。57年渡米。 59年頃から増殖する無限の網や水玉作品(ネット・ペインティング)、61年には性や食物をテーマにしたソフト・スカルプチュア作品を発表し、ポップ・アートや環境芸術の先駆となる。73年帰国。79年からは版画制作にも取り組み、シルクスクリーンや銅版、リトグラフなど精力的に制作している。98年にはMoMA(ニューヨーク近代美術館)で草間のニューヨーク時代の作品による回顧展が開催され、現代を代表する女性作家としての地位を決定的なものにした。 以後、ヨーロッパ、アジア各国の美術館で大規模な展覧会が次々に開催されている。 1.草間彌生「靴をはいて野にゆこう」 1979年 シルクスクリーン 50.5×65cm 限定100部 レゾネNo.1 2.草間彌生「幻の野に立ちて」 1979年 シルクスクリーン 43×52.2cm 限定100部 レゾネNo.2 3.草間彌生「南瓜」 1982年 シルクスクリーン 68.6×55cm 限定50部 レゾネNo.16 4.草間彌生「蝶」 1982年 シルクスクリーン 26.8×32.1cm 限定50部 レゾネNo.18 5.草間彌生「帽子ーS」 1982年 シルクスクリーン 27×32.2cm 限定50部 レゾネNo.19 6.草間彌生「帽子」 1982年 シルクスクリーン 55.2×68.7cm 限定50部 レゾネNo.20 7.草間彌生「靴」 1984年 シルクスクリーン 45.5×53cm 限定100部 レゾネNo.30 8.草間彌生「ハンドバッグ」 1985年 シルクスクリーン 45.5×52.5cm 限定100部 レゾネNo.80 展示風景 草間彌生全版画集 1979〜2004 作品特装本 ◆建築家の版画作品展 - ル・コルビュジエ、安藤忠雄、磯崎新、石山修武による紙の上の冒険 - 会期=2005年4月16日(土)〜4月25日(月) 10:00〜19:30 *会期中無休 会場=Bunkamura Gallery 東京都渋谷区道玄坂2-24-1(渋谷東急本店横) 電話/03-3477-9174 http://www.bunkamura.co.jp 主催=Bunkamura Gallery 協力=ときの忘れもの 前記「草間彌生の初期版画展」はときの忘れものが会場ですが、ほぼ会期を同じくして渋谷の東急Bunkamura Galleryにおいて<ル・コルビュジエ、安藤忠雄、磯崎新、石山修武による紙の上の冒険>と題された版画展が開催されます。今までいろいろな場所で建築の版画展の開催に協力してきましたが、今回が最も規模の大きな展示です。ぜひお出かけ下さい。 展示風景 このページの価格の有効期限は2005年5月31日迄となっております。 |