2008年6月の展覧会 ◆第160回企画展 「北郷悟展-空から-」
会期=2008年6月23日[月]―7月5日[土] *日曜日のみ休廊
新しい表現としての具象表現に取り組んでいる北郷悟先生の7年ぶりの新作個展を開催します。前回と同じく銀座8丁目のギャラリーせいほう(電話03-3573-2468)と同時開催します。
ときの忘れものでは、新作銅版画12点とテラコッタ小品を、ギャラリーせいほうではテラコッタの大作を中心に展示します。本展のみ、月曜も開廊しますので、青山と銀座の両会場をご覧になってください。 北郷先生は、主にテラコッタを素材に制作されていますが、コンピュータを使った立体造形の新たな可能性にも意欲的で、NASDAとの共同研究(宇宙開発事業団)や高村光雲作広瀬宰平像の復元研究を進め、2000年にはアメリカで開催された世界の美術学校によるコンピュータによる彫刻展(研究室)でグランプリを受賞するなど、ユニークな活動も展開しています。 1953年福島県生まれ。77年東京造形大学彫刻科卒業。79年東京芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。83年奈良天理ビエンナーレで大賞。91年新潟大学助教授。96年文化庁在外研修(イタリア・ミラノ、ブレラアカデミア美術学校)。97年東京芸術大学助教授(2006年教授)。80,82年新制作展で新作家賞。91,93,98,01,08年銀座・ギャラリーせいほうで個展。01,08年ときの忘れもので個展。2004年いわき市立美術館で回顧展。2006年岩手・MORIOKA第一画廊で個展。2007年広島・ギャラリーたむらで個展。新制作協会会員。
<北郷悟展>出品リスト 2008.6.23―7.5
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