2008年8月の展覧会 ◆ヤン・ソーデック写真展
会期=2008年8月22日[金]―8月30日[土] 12:00-19:00 *日・月・祝日休廊 チェコで活動を続ける写真家ヤン・ソーデックの初期からの作品を集めた展覧会を開催いたします。「生」と「性」を、時にはメタファーとして、時にはストレートに表現した彼の作品は、独特な世界を現出させ、高い評価を得ています。その特徴を際立たせるのが「壁」の存在です。「壁」の前を舞台として演じられる、様々な喜劇、悲劇は、まさに人生であり、戯画化された痛烈なアイロニーとなって強い印象を与えます。今回は、組写真を含む14組をご覧いただきます。
■ヤン・ソーデック Jan SAUDEK 1935年プラハ生まれ。6人の兄弟を強制収容所で亡くす。15歳の時初めてカメラを手にし、写真家を志す。プラハのグラフィックアートの学校で学んだ後、1983年まで印刷所のカメラマンとして働きながら写真を撮り続ける。1963年プラハで初個展。1971年彼の重要なモチーフとなる「壁」を発見する。この頃から世界的に知られるようになり、海外で多くの展覧会が開催される。1977年頃からモノクロ写真に手彩色を始める。1984年フリーランスとなる。1990年フランスのレジオン・ド=ヌール勲章のシュバリエ章を受章。パブリック・コレクション:ポンピドゥーセンター、メトロポリタン美術館、ポール・ゲティ美術館など。 <ヤン・ソーデック写真展>出品リスト 2008.8.22〜8.30 見積り請求(在庫確認)フォーム 【TOP PAGE】 |