◆ハインリッヒ・フォーゲラー展 会期=2010年2月23日[火]―3月6日[土] 12:00-19:00 ※会期中無休 ハインリッヒ・フォーゲラーは、1894年にヴォルプスヴェーデに定住し、自然を舞台とした童話のような世界を装飾的に創造しました。その銅版画は、1910年に日本でもいち早く紹介され、文芸雑誌『白樺』に特集が組まれるなど、当時の若い作家たちに大きな影響を与えました。今回は、代表作「春」や「受胎告知」などをふくむ銅版画作品15点をご紹介します。 ■ハインリッヒ・フォーゲラー Heinrich Vogeler 1872年ブレーメン生まれ。1894年にヴォルプスヴェーデに定住し、自然を舞台とした童話のような世界を装飾的に創造し、その銅版画は1910年に日本いち早く紹介され、文芸雑誌『白樺』に特集が組まれ、表紙や裏表紙、扉を飾る。 第一次世界大戦には志願兵としてドイツ軍に参加、やがて社会主義理論に同調し、以降、戦争や社会情勢の悲惨さを象った表現主義的手法を取り入れた作風へと変化する。のちにソ連にわたり、1942年プロレタリアートの画家・運動家としてソ連カザフスタンで生涯を閉じた。 フォーゲラーを巡って 木村理恵子 <ハインリッヒ・フォーゲラー展>出品リスト 2010.2.23[Tue] - 3.6[Sat] すべての出品作品に版上サインがあります。 又、ほとんどの作品に直筆サインがありますが、詳しくは実物をご覧ください。
展示風景 『ときの忘れものアーカイブス vol.5 ハインリッヒ・フォーゲラー展』 見積り請求(在庫確認)フォーム |