第320回企画◆生誕100年 駒井哲郎展 Part 1 若き日の作家とパトロン(Web展/アポイントメント制)

会期=2020年6月16日[火]―7月11日[土]
※アポイント制にてご来廊いただける日時は、火曜〜土曜の平日12:00〜18:00となります。前日までにメールでご予約ください。日・月・祝日休廊。

M氏と駒井哲郎について、名古屋大学大学院人文学研究科教授・栗田秀法先生に論文をご執筆いただきました。
下記のブログ記事、またはホームページからお読みください。

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「若き日の作家とパトロン」展に寄せて(前編)栗田秀法
「若き日の作家とパトロン」展に寄せて(後編)栗田秀法

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「若き日の作家とパトロン」展に寄せて 栗田秀法




銅版画の詩人と謳われた駒井哲郎の生誕100年を記念して、駒井哲郎展Part 1を開催します。
駒井哲郎の若かりし頃のパトロンであるM氏旧蔵のコレクションの中から、パリのサロン・ド・メイや、オーストラリア・ニュージーランド巡回展など海外展に出品した作品、また、現代日本美術展、春陽会展、鎌倉近代美術館の企画展などに出品した作品など、1936年頃(16歳)から1960年(40歳)までの貴重な作品15点を展示します。

感染症対策のためWeb展とし、駒井哲郎の油彩1点、木版1点、カラー銅版3点、モノクロ銅版10点の展示の様子をYouTubeにてご覧いただきます。
ギャラリーで展覧会をご覧になりたい方はアポイントメント制としますので、前日までにメールにてご予約ください。



出品作品 15点はこちらをクリックしてください。


駒井哲郎 KOMAI Tetsuto(1920-1976)
1920年東京生まれ。35年西田武雄に銅版画を学び始める。42年東京美術学校卒。50年春陽会賞、翌年第1回サンパウロ・ビエンナ−レで受賞。木版の棟方志功とともにいち早く世界の舞台で高い評価を獲得し、戦後の美術界に鮮烈なデビューを飾る。53年資生堂画廊で初個展。54年渡仏。56年南画廊の開廊展は駒井哲郎展だった。72年東京芸術大学教授。銅版画のパイオニアとして大きな足跡を残す。1976年永逝(享年56)。
銅版画の詩人と謳われた駒井先生は15歳の少年時代から56歳で亡くなるまで銅版画一筋の生涯でした。名作『束の間の幻影』はじめ、心にしみるエッチング作品を多数残し、長谷川潔、池田満寿夫とともに銅版画の魅力を人々に知らしめた功績は大きなものがあります。



展示風景 ※画像をクリックすると拡大します。



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