宮森敬子は手透きの和紙とチャコールなどの自然の物を使って、ツリーロビング(木の表面の模様を手透きの和紙でで写し取った作品)で自然物や人工物を包み込むもの、あるいは透明樹脂(プラスチック)で自然物や自分の作品を固める作品を制作しています。現在は米ニューヨークにアトリエを構え、日本と行き来しながら、絵画、彫刻、インスタレーションの発表を行なっています。
今回、ときの忘れものの拠点である駒込を自ら歩き、駒込富士神社や東洋文庫ミュージアムにある樹木の拓本を行ないました。本展では、ときの忘れものの建物を使い、インスタレーションを行ないます。
会期中、宮森敬子さんによる無観客ギャラリートークを開催し、その様子をYouTubeで公開予定します。
作家在廊日時:(変更になる場合もございます。)
09/25(金)12:00〜19:00
09/26(土)12:00〜19:00
10/01(木)17:00〜19:00
10/02(金)12:00〜19:00
10/03(土)12:00〜19:00
10/08(木)17:00〜19:00
10/09(金)11:00〜19:00
10/10(土)11:00〜19:00
10/15(木)17:00〜19:00
10/16(金)11:00〜19:00
10/17(土)11:00〜19:00
■宮森敬子 MIYAMORI Keiko (b.1964)
神奈川生まれ。筑波大学大学院芸術研究科日本画専攻修了。三木多聞賞受賞(1994)、文化庁新進芸術家海外留学制度により米国ペンシルバニア大学大学院在籍(1998)。2000年よりフィラデルフィアで、2011年よりニューヨークで制作をする。第6回柏市文化フォーラム104大賞展TAMON賞-谷新の眼大賞(1995)、第16回今立現代美術紙展 大賞(1997), リーウェイ財団ウインドウオブオポチュニティー賞(2003)、The Meijer Sculpture Competition 大賞2004)、Leeway Foundation Transformation Award(2008)、 センターフォーエマージングビジュアルアーティストトラベルグラント受賞(2009)The Independence Foundation Fellowships in the Arts 受賞(2010)、朝日新聞文化財団助成(2018)。 主な展覧会は、VOCAʼ97「現代美術の展望—新しい平面の作家達」(上野の森美術館/東京 、1997)、「拡兆する美術ʼ97 」(つくば美術館/茨城、1997)、「流通と大地」(カスミつくばセンター/茨城、1998)などのグループ展に参加し以降、アメリカ(フィラデルフィアやニューヨーク、ピッツバーグなど)を中心に日本、ドイツ、韓国などでのグループ展に多数参加。
展示風景 ※画像をクリックすると拡大します。