第340回 中村潤展 うろうろをへて こつこつのはて 会期=2022年4月15日(金)〜24日(日)11:00-19:00 ※会期中無休 YouTubeで画廊の展示風景や、作家による作品説明などをご覧いただける動画を公開中です。動画は下記の再生マークをクリックしてください。再生が始まります。 展示風景・作品コンセプト紹介動画 映像制作:WebマガジンColla:J 塩野哲也 ※画像をクリックすると拡大して表示されます。 |
2019年に「Tricolore2019―中村潤・尾崎森平・谷川桐子展」にて展示をした中村潤(b.1985)のときの忘れもの初個展。トイレットペーパーを編んで造形した作品や方眼紙を針と糸で刺したオブジェ作品を京都で制作しています。手の中で遊ぶように始まる作品制作の主な技法は、編む、折る、ねじる、縫うなど、生活に親しみのある手の技法です。不思議なカタチ、細やかな編みこみ、作品は柔らかな雰囲気を持ち、その場を和ませてくれます。
作家在廊日は4月15日(金)、16日(土)、17日(日)、23日(土)、24(日)の予定です。変更になる場合もございますので、HPでご確認ください。
【ステートメント】
紙や糸くずなどを素材に大、小、様々な立体物をつくります。
気になる素材を手に取り、手触りを確かめたり、光にあてて眺めたり。手の中で遊ぶように始まる作品制作の主な技法は、編む、折る、ねじる、縫う等、生活に親しみにある手の技法です。
積み重なり、繰り返されるだけでふつふつと沸くおかしみのような色や形を期待して、手を動かします。
無理矢理ではない「へー」とか「ほー」とか「きれい」とか「なんでー」の形を見たいのです。
何かを表すためでも、考えるためでも無い色や形の結実がポンと置かれると、空間がすっと広がってのびやかになる。
そんなことになればいいなと思います。春を楽しみに、こつこつと冬を過ごします。
■中村潤 NAKAMURA Megu
1985年生まれ。京都府在住。2011年京都市立芸術大学大学院彫刻専攻修了。
主な展覧会に「「市」@ ACG Villa Kyoto」(ACG Villa Kyoto、2021、京都)、「HOME PARTY 06 –蝶や花や(ちやほや)-」(みずのき美術館、2020、京都)、「Tricolore2019―中村潤・尾崎森平・谷川桐子展」(ギャラリー ときの忘れもの、2019、東京)、個展「さて」(gallery morning kyoto、2019、京都)、「ART OSAKA 2019」ホテルグランヴィア大阪(大阪)、個展「Showcase Gallery 2018-2019」(横浜市民ギャラリーあざみ野エントランスロビー、神奈川、2018)、「清流の国ぎふ芸術祭 Art Award IN THE CUBE2017」(岐阜県美術館、岐阜、2017、入賞)、個展「めいめいの重なり」(アートスペース虹、2017、京都)、「Art Court Frontier 2014 #12」(アートコートギャラリー、2014、大阪)、「ゲンビどこでも企画公募2011展」(広島市現代美術館、2011、広島、審査員特別賞)など。ほか、ワークショップも多数実施。
https://www.instagram.com/nakamura_megu/
展示風景 ※画像をクリックすると拡大します。