第358回 平嶋彰彦写真展―東京ラビリンス/カラー

2023年11月17日(金)〜11月25日(土)
11:00〜19:00 ※会期中無休

監修:大竹昭子




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2020年に第一回平嶋彰彦展を開催し、平嶋彰彦ポートフォリオ『東京ラビリンス』(ゼラチンシルバープリント写真15点)を刊行しました。 第二回展となる本展では、平嶋彰彦が街歩きをして撮影したカラー写真の中から監修の大竹昭子が20点を選出し、ニュープリントした作品をご覧いただきます。 展覧会に合わせて作品集『東京ラビリンス1985〜1986/2009〜2023』を刊行します。第一回と第二回の全出品作品と、平嶋彰彦と大竹昭子による対談を掲載しています。 11月18日(土)16時より平嶋彰彦と大竹昭子によるギャラリートークを開催します(要予約/参加費1,000円)。メールにてご予約ください( info@tokinowasuremono.com )。

平嶋彰彦先生は、会期中 全日13:00〜16:00在廊予定です。
※変更となる場合もございますのでご了承ください。
※そのほかの時間についてはお問合せください。


なお、11月18日(土)は山手線外回りの大崎〜渋谷〜池袋間の全列車が運休、11月19日(日)は山手線内回りの池袋〜渋谷〜大崎間の全列車が運休しています。お気をつけてお越しくださいませ。

『昭和二十年東京地図』(文・西井一夫、写真・平嶋彰彦、筑摩書房)は、平嶋が当時手にした復刻版『コンサイス東京都35区区分地図帖』(東京空襲を記録する会、日地出版、1985)を西井一夫さんに見せたところ興味を示し、『毎日グラフ』での連載企画がスタートしました。平嶋さんと西井さんは、1985年9月〜11月にかけて(1986年1月〜2月に撮り直しあり)、東京の街を取材して歩き、それが書籍化されました。

『平嶋彰彦 東京ラビリンス 1985〜1986/2009〜2023』


発行:2023年11月17日
監修:大竹昭子
執筆:森山大道、大竹昭子、平嶋彰彦
頁数:40頁
図版:35点
編集:尾立麗子(ときの忘れもの)
デザイン:岡本一宣デザイン事務所
価格:1,000円+税、送料250円

■平嶋彰彦(1946-)HIRASHIMA Akihiko
1946年、千葉県館山市に生まれる。1965年、早稲田大学政治経済学部入学、写真部に所属。1969年、毎日新聞社入社、西部本社写真課に配属となる。1974年、東京本社出版写真部に転属し、主に『毎日グラフ』『サンデー毎日』『エコノミスト』など週刊誌の写真取材を担当。1986年、『昭和二十年東京地図』(文・西井一夫、写真・平嶋彰彦、筑摩書房)、翌1987年、『続・昭和二十年東京地図』刊行。1988年、右2書の掲載写真により世田谷美術館にて「平嶋彰彦写真展たたずむ町」。(作品は同美術館の所蔵となり、その後「ウナセラ・ディ・トーキョー」展(2005)および「東京スケイプinto the City」展(2018)に作者の一人として出品される)。1996年、出版制作部に転属。1999年、ビジュアル編集室に転属。2003年、『町の履歴書 神田を歩く』(文・森まゆみ、写真・平嶋彰彦、毎日新聞社)刊行。

編集を担当した著書に『宮本常一 写真・日記集成』(宮本常一、上下巻別巻1、2005)。 同書の制作行為に対して「第17回写真の会賞」(2005)。そのほかに、『パレスサイドビル物語』(毎日ビルディング編、2006)、『グレートジャーニー全記録』(上下巻、関野吉晴、2006)、『1960年代の東京 路面電車が走る水の都の記憶』(池田信、2008)、『宮本常一が撮った昭和の情景』(宮本常一、上下巻、2009)がある。2009年、毎日新聞社を退社。それ以降に編集した著書として『宮本常一日記 青春篇』(田村善次郎編、2012)、『桑原甲子雄写真集 私的昭和史』(上下巻、2013)。2011年、早稲田大学写真部時代の知人たちと「街歩きの会」をつくり、月一回のペースで都内各地をめぐり写真を撮り続ける。2020年6月現在で100回を数える。



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