特別上映会「101年目のジョナス・メカス」
2022年のクリスマスに生誕100周年を迎え、2023年には世界各地で記念上映や展覧会が行なわれたジョナス・メカス。ときの忘れものでは、その101歳のお誕生日を祝して、1日限りの映画上映会を行います。
メカスさんの映画と言えば次々に場面が切り替わる、多幸感あふれるフィルムが印象的ですが、実はデジタルカメラを手にしてからは長回しをしたり、時にナーバスな一面をのぞかせたりしているのをご存知でしょうか。今回の企画では、そんなメカスさんの「意外な一面」も覗くことのできる映像作品を3本選んでみました。DVD / Bru-rayボックスに収録されていない貴重な作品もございますので、ぜひこの機会に足をお運びください。
(協力:メカス日本日記の会)
◆イベント概要
開催日:2023年12月26日(火)
13:00〜『アレン・ギンズバーグの最後の3日間』
(1997年/67分)
※日本語字幕なし
15:00〜『ファクトリーの時代』
(1999年/64分)
※日本語字幕あり
17:00〜『グリーンポイントからの手紙』
(2004年/80分)
※日本語字幕あり
要予約、参加費各回おひとり1,000円
参加をご希望の方は info@tokinowasuremono.com まで
「ジョナス・メカス上映会参加希望」の件名で、お名前、参加希望回、参加人数、お電話番号を明記の上ご連絡ください。
※各回定員8名、先着順の受付とさせていただきます。
※全作DVDでの上映となります。
◆上映作品
『アレン・ギンズバーグの最後の3日間』
Scenes from Allen’s Last Three Days on Earth as a Spirit
1997年4月5日、ニューヨークのイースト・ヴィレッジで亡くなった詩人アレン・ギンズバーグ。
長年の友人であったメカスがギンズバーグの最後の3日間を記録したフィルム。
『ファクトリーの時代』
A few notes on Andy’s Factory
アンディ・ウォーホルの活動拠点だった「ファクトリー」について語るメカスの映像が中心。
その他、道行く人へのインタビューや自らにカメラを向けて室内を歩く長回しなど、
コマ撮りによるフィルムの表現とは異なる、メカスのもう一つの映像世界。
『グリーンポイントからの手紙』
Letter from Greenpoint
2004年2月、30年間暮らしたソーホーからブルックリンのグリーンポイントに引っ越した。
人生の長い時間を過ごした住まいを引き払うとときの思いがテーマ。
そして新しい場所、新しい家、新しい友人たち、新しい考え、新しい経験についても、このビデオのテーマ。
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