第362回 北川太郎×ル・コルビュジエ展

2024年2月28日(水)〜3月9日(土)
11:00-19:00
※日・月・祝日休廊




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彫刻家・北川太郎の石彫と、建築家・ル・コルビュジエによる版画をご覧いただきます。
北川太郎は岡山にアトリエを構え、御影石や大理石など重厚な石の塊から、形を探りながらノミでコツコツと彫り出す石彫を制作しています。また、厚さ3-5mmほどにスライスした小さな石の板を積み上げて造形するシリーズもあり、どちらも素材に向き合い、質感を生かしながら大胆かつ繊細な石彫を制作しています。
ル・コルビュジエは[近代建築の五原則]を提唱し、ライトやミースと並ぶ20世紀建築界の巨匠と呼ばれ数々の名建築を残していますが、一方で油彩、彫刻、版画に情熱を持って制作していました。生涯絵筆を手放すことはなく、リトグラフによる詩画集『直角の詩』など多くの版画も残しています。

▽作家在廊のお知らせ
北川太郎先生の在廊時間は以下を予定しています。
初日2月28日(水)11:00〜19:00
2月29日(木)11:00〜17:00
※変更となる場合もございますのでご了承ください。


北川太郎 Kitagawa Taro
1976年兵庫県生まれ。2000年金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科彫刻専攻卒業。2007年愛知県立芸術大学大学院美術研究科(彫刻領域)修了。2007-2010年文化庁新進芸術家海外研修員(3年派遣)、ペルー(クスコ)。2023年文化庁新進芸術家海外研修員(短期派遣)、イタリア(カッラーラ)。 主な個展に2000年オスマ美術館(ペルー)、2019年奈義町現代美術館(岡山)、2020年高梁市成羽美術館、2021年ときわミュージアム(山口)。その他、グループ展に多数参加。パブリック・コレクション:神奈川県立近代美術館、岡山県立美術館、奈義町現代美術館(岡山)、ヴァンジ彫刻庭園美術館(静岡)、ときわミュージアム(山口)、台中市文化局(台湾)。

ル・コルビュジエ Le Corbusier
建築家。1887年スイスのジュラ地方ラ・ショー・ド・ファン生まれ。本名シャルル=エドゥアール・ジャンヌレ。1906年初めての住宅[ファレ邸]を設計。1917年パリに出るが、翌年左目を失明する。『エスプリ・ヌーボー』の創刊に関わり、美術運動にも参加。1922年建築事務所設立。代表作[サヴォア邸][ロンシャン礼拝堂][ラ・トゥーレット修道院][国立西洋美術館]他。1965年水泳中にカプ・マルタンで死去(78歳)。



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