宮森敬子
〈Portrait of Myself〉シリーズより
2019年
麻布、木枠、和紙、木炭、チョーク、胡粉
185.0×323.0cm
サインあり
“ 樹拓を採ることは、私が意図した形をつくる、というより、ある場 (それはどこでも良いのです) を私が選択し、それぞれの場所や状況に、一瞬で折り合いをつけてゆくことです。”
(宮森敬子)
宮森敬子「ゆらぎの中で」
大藤敏行「宮森敬子個展/ある小説家の肖像~生きているものと死んでいるものの間に~」
■宮森敬子 Keiko MIYAMORI
1964年神奈川生まれ。
筑波大学大学院芸術研究科日本画専攻修了。三木多聞賞受賞(1994),文化庁新進芸術家海外留学制度により米国ペンシルバニア大学大学院在籍(1998)。
2000年よりフィラデルフィアで、2011年よりニューヨークで制作をする。
第6回柏市文化フォーラム104大賞展TAMON賞-谷新の眼大賞(1995)、第16回今立現代美術紙展 大賞(1997), リーウェイ財団 ウインドウオブオポチュニティー賞(2003)、The Meijer Sculpture Competition 大賞2004)、Leeway Foundation Transformation Award(2008)、 センターフォーエマージングビジュアルアーティストトラベルグラント受賞(2009)The Independence Foundation Fellowships in the Arts 受賞(2010)、朝日新聞文化財団助成(2018)。
主な展覧会は、VOCA’97「現代美術の展望—新しい平面の作家達」(上野の森美術館/東京 、1997)、「拡兆する美術’97 」(つくば美術館/茨城、1997)、「流通と大地」(カスミつくばセンター/茨城、1998)などのグループ展に参加し、以降、アメリカ(フィラデルフィアやニューヨーク、ピッツバーグなど)を中心に日本、
ドイツ、韓国などでのグループ展に多数参加。
作品は絵画、彫刻からインスタレーションに及び、現在は日本とアメリカを基盤に制作活動を行なっている。和紙や木炭を使い、異なる時間や場所に存在する自然や人工物の組み合わせを、個と全体のつながりに注目した作品を作っている。
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