第377回 ポートレイト/松本竣介と現代作家たち

2025年4月16日(水)〜4月26日(土)
11:00-19:00
※日・月・祝日休廊



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松本竣介の素描を中心に、現代作家たちが描くポートレイトをご覧いただきます。
自画像や家族、著名人、民衆など実在する人物、またモデルのいないポートレイトなど、人物画の表現の豊かさをご堪能ください。

出品作家:松本竣介野田英夫舟越保武小野隆生靉嘔池田満寿夫宮脇愛子マン・レイ北川民次ジャン・コクトーほか

●ギャラリートーク
4月19日(土)15時〜
松本莞(竣介次男)×原田光(美術史家)
参加費1,000円
※満席につき受付を終了いたしました

松本竣介 Matsumoto Shunsuke
松本竣介(旧名佐藤俊介)は1912年東京に生まれ、2歳のときに岩手に移り少年時代を盛岡で過ごす。松本姓となるのは1936年に松本禎子と結婚してからである。 盛岡中学の入学後に聴力を失い、画家を志す。同級生には舟越保武がいる。1929年中学を中退し、上京、太平洋画会研究所に通う。1935年前衛グループNOVAの同人となり、二科展に初入選。翌年松本禎子と結婚し、二人で月刊の随筆雑誌『雜記帳』を創刊する(綜合工房刊、14号で廃刊)。同誌には林芙美子、難波田龍起、高村光太郎、萩原朔太郎らが文章を、藤田嗣治、鶴岡政男、麻生三郎らがデッサンや口絵を寄せた。1940年銀座の日動画廊で初個展を開催。

1941年美術雑誌『みづゑ』1月号に掲載された座談会記事「国防国家と美術」に反論し、「生きてゐる画家」を投稿、同誌4月号に掲載された。同年盛岡・川徳画廊で「舟越保武・松本俊介二人展」を開催。戦時中は1943年靉光や麻生三郎、寺田政明ら同志8名で新人画会を結成し、第3回展まで開催した。戦後1946年美術家組合を提唱、戦争に疲れ沈退した全日本美術家の提携再起を促した。1947年自由美術家協会に新人画会のメンバーと共に参加し、翌1948年毎日新聞主催の連合展に「彫刻と女」「建物」を出品、これが絶筆となり、僅か36歳の短い生涯を終えた。

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