木村光佑

Kosuke KIMURA

大阪府に生まれる。京都市立美術大学日本画科を卒業後、広告代理店でグラフィックデザインの仕事に携わる。病気療養中にコラージュの制作を行ったことを機に版画の制作を始める。１９６８年に現代日本美術展で入選し、翌年紀伊国屋画廊で個展。１９７０年第２回イギリス国際版画ビエンナーレメモリアル賞受賞をはじめ、サンパウロ・ビエンナーレ、リュブリアナ国際版画ビエンナーレなど国内外で作品を発表している。

シルクスクリーン、得にコラージュの手法を用いた写真製版を中心にしながら、様々な技法を用いている。また、大阪大学や茨木市庁舎、神戸国際文化会館等多数の壁画やモニュメント、彫刻作品も手がけている。１９８７年京都工芸繊維大学教授に就任し、１９９８年から２００４年まで学長を務めた。