ときの忘れもの ギャラリー 版画
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瑛九 Q Ei
《題不詳》
1936〜39年頃
フォト・デッサン
30.3×25.2cm
サインあり

◆1936年(昭和11年)、カメラを使わず、印画紙に直接光をあてて感光させた作品をひっさげて故郷宮崎から上京した25歳の杉田秀夫は、その印画紙作品に驚嘆した久保貞次郎や外山卯三郎の薦めで、その作品を《フォト・デッサン》と名づけ、自らの名前も《瑛九》と名乗ります。画家《瑛九》の誕生です。
<光のデッサン>は瑛九の生涯のテーマとなりました。同時代のマン・レイ(レイヨグラフ)や、ラスロ・モホリ=ナジ(フォトグラム)らと比肩する水準の高さはもっともっと評価されていいでしょう。
後年になると型紙などを使った作例が多いのですが、この作品は植物の葉などを利用した幻想的な作品で、典型的な初期の作品です。

瑛九については、《画廊主のエッセイ》で論じていますのでお読みください。

瑛九
《題不詳》
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