Tony CRAGG
1949年イギリス、リヴァプール生まれ。80年前後のイギリスに出現したニュー・スカルプチュアの代表的な作家。73-77年ロンドン・ロイヤル・カレッジ・オヴ・アートで彫刻を学んだ後、ミニマル・アートやコンセプチュアル・アート、ランド・アートなどの影響を受ける。ドイツのヴッパータールに移住した1970年代後半から、プラスチックやガラス、合板などの素材を組み合わせて、人物や道具など新しい物体を連想させるインスタレーションを発表し、フォーマリズム以降彫刻から排除された「意味」を再び取り戻した。
1988年テート・ギャラリーのターナー賞受賞。ヴェネチア・ビエンナーレなど多くの国際展にも出品、彫刻に新たな意味を見いだす80年代の「ニュー・ブリティッシュ・スカルプチュア」をリードした。近年は鉄やブロンズなどの素材を使い、作品のメッセージも一段と多様化している。 東京の新しいアートシーンを象徴する東京ミッドタウンにも彫刻作品が設置されている。
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