木村利三郎
Risaburo KIMURA (1924-2014)
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1924年横須賀市生まれ。1947年神奈川師範(現横浜国立大学)を卒業、いったんは教職に就くが(国語の教師)、30歳で法政大学哲学科に入学(1954年卒業)、谷川徹三に学び、美術評論家を志す。久保貞次郎の創造美育運動に共感、竹田鎮三郎、靉嘔、池田満寿夫らと知り合うとともに、川崎の労働者街に入り版画を売るなどしたが、やがて画家に転じた。1964年渡米。ニューヨーク、マンハッタンにアトリエを構え、「都市の構造と崩壊」をテーマに、シルクスクリーンを中心とした多彩な活動を展開する。新聞をモチーフにした「THE NEW YORK TIMES」や抽象的、記号的な都市のイメージを表した「City」のシリーズなどで注目されるようになり、全米版画展などに作品を発表した。2014年ニューヨークで死去、享年89。 |
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【主な個展】
1969ロングアイランド大学(ニューヨーク)、ダウンタウン画廊((ハワイ)、1973ギンペル画廊(ニューヨーク)、1974日動画廊(東京、名古屋、大阪)、フマ画廊(東京)、1977ミュンヘン【ドイツ】、1978有隣堂ギャラリー(横浜)、1978名古屋日動画廊、平安画廊(京都)、フランクフェデラ画廊(ニューヨーク)、1981ストライプハウス(東京)、1982ミュンヘンインターナショナル画廊(ドイツ)、1987有隣堂ギャラリー、1991日本大使館(ワシントン)、1992ARTRAギャラリー(ニューヨーク)、1995有隣堂ギャラリー、1999仙台市民ギャラリー、1987,1995,2008川越画廊個展
【コレクション】
オクラホマアートセンター、ニューヨーク近代美術館、ブルックリン美術館、ミネソタ美術館、IBM本社、東京国立近代美術館、町田市立国際版画美術館、コロンビア美術館、東京芸術大学 ほか
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