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建築を訪ねて

磯崎新7の自選展2008−『7つのキュレーション』 
ハラミュージアムアーク
2008年8月12日(金)

觀海庵落成記念コレクション展−まなざしはときをこえて
2008年7月27日[日]- 9月23日[火・祝]
監修:磯崎新
併催:磯崎新7の自選展2008-『7つのキュレーション』(映像展示)

ハラミュージアムアーク前景
背後から見た觀海庵

磯崎新先生の国内外七箇所での「磯崎新 七つの自選展」、大分アートプラザ、群馬県立近代美術館に次いで群馬県伊香保のハラミュージアムアークで始まりました。
私個人の好みでいえば、群馬県立近代美術館、山口県の秋吉台国際芸術村と、このハラミュージアムアークが磯崎建築ベスト3(国内)ですが、今回久しぶりに行ってますますその観を深くしました。
今回、増築された觀海庵での特別展示は磯崎新先生の監修によるものですが、狩野探幽、円山応挙、森徹山、狩野永徳らの古美術とともに、菅木志雄、杉本博司、草間彌生、須田悦弘、マーク・ロスコ、ヤン・ファーブル、アニッシュ・カプーア、イブ・クライン、キーン・ホルツ、倉俣史朗らの現代美術を一緒に並べるという大胆な展示です。

横尾忠則の陶板と、驚きの磯崎新のインスタレーション!

既存の建物と増築された収蔵庫・觀海庵をつなぐ通路

觀海庵への入場を待つ人びと

内部の光源は光ファイバー、LED、一部自然採光。昔の蝋燭の光に近い明るさ

「内部はホワイト・キューブではなく、かぎりなく翳りの深い空間にしてある。元来、日本美術はそんな場所におかれていたためである。同じ美術作品であったとしても、古美術と現代美術とでは、観る角度も置かれる光の質も違っている。・・・・・」(磯崎新『觀海庵の設計について』本展図録より)

中に入ってもしばらくは暗くて作品は見えない

古美術と一緒にひっそりと展示された倉俣史朗と、須田悦弘の作品

既存のギャラリーA.B.Cでは、磯崎新監修による現代美術の「コレクション展−まなざしはときをこえて」が展示されている。
ギャラリーAでは杉本博司の写真と遠藤利克の立体作品を展示。

草間彌生のミラーボックス

採光部



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