写真作家
「ときの忘れもの」が取り扱っている写真作家です。

 

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細江英公
Eikoh HOSOE
写真家。1933年山形県生まれ。三島由紀夫をモデルに撮った[薔薇刑]はじめ、[鎌鼬][抱擁][おとこと女]他により国内外で高い評価を獲得した。清里フォトアートミュージアム館長として若い世代の活躍を支援している。

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ジョナス・メカス
Jonas MEKAS
故郷リトアニアは詩と歌の国。16ミリカメラで自分の周りの日常を日記のように撮り続けてきた映像から生み出された写真作品には、人間への愛が大声ではなく小さくささやかれている。文句なく美しい。


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★忘★新進作家特集24 井村一巴 オリジナル写真「鍵」マット付 井村一巴
Kazha IMURA
17歳のときに自分の写真や文章を発 表するために、“paper”という雑誌スタイルのカラーコピーによる手作りメディアを発行、7年間に14号を刊行した。早熟な少女から本物のアーティストへと飛翔中。

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ハーブ・リッツ
Herb RITTS
80年代のメジャー雑誌の表紙を席捲した写真家。80年代のカリスマとはどのようなものかを知りたければハーブ・リッツの写真を見ればいい。

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ジョエル=ピーター・ウィトキン
Joel-Peter WITKIN
1939年生まれ。特異な被写体と冒涜的な作品構成に嫌悪感をもつ人がいる一方で、その激しい美意識に共感する人も少なくない。

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ロベール・ドアノー
Robert DOISNEAU
パリ郊外のジョンティイ生まれ。1946年にラフォ通信社に参加し、フリー写真家として「パリ・マッチ」などのフォトジャーナリズム分野で活躍。1947年にコダック賞、1956年にニエペス賞を受賞。

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フランセス・マーレイ
Frances MURRAY


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エドワード・スタイケン
Edward STEICHEN
1879年ルクセンブルグに生まれる。1962年ニューヨーク近代美術館名誉ディレクターとなる。
1964年MoMAにエドワード・スタイケン・フォトグラフィー・センター開設。1973年死去。


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イリナ・イオネスコ
Irina IONESCO
1965年より写真を撮り始め、娘エヴァほか、多くの女性を撮り続ける。シュルレアリスムとバロックの混沌とした写真が話題となり、その独特な世界が高い評価を得ている。

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ハンス・ベルメール
Hans BELLMER
1933年人形制作に着手、写真集『人形』(1934)を自費出版。プルミエールより『人形の遊戯』(1949)刊行。1958年ウニカ・チュルンをモデルとした一連の緊縛写真を撮影。『道徳小論』(1968、銅版画10点)刊行。


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五味彬
Akira GOMI
1953年東京生まれ。日本大学卒業後渡仏、ローレス・サックマン、ミッシェル・ベルトンに師事。1983年帰国。1993年日本初のCD-ROM写真集『YELLOWS』を発表。その後、『YELLOWS2.0』『AMERICANS』『YELLOWS3.0』など2000年までに14タイトルを発表。

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上田義彦
Yoshihiko UEDA
1957年兵庫県生まれ。ビジュアルアーツ専門学校卒業。福田匡伸、有田泰而氏に師事。1982年独立し、広告などでニューヨークADC賞、カンヌグラフィック銀賞他多数受賞、第一線で活躍中。

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ジャネット・ルセック
Janet RUSSEK



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アンドレ・ケルテス
Andre KERTESZ
1925年発売のライカを積極的に使い,手持ちカメラの分野でもパイオニア的存在。1930年頃から凹面鏡上の反射映像を写した《ディストーション(歪曲)》のシリーズを撮る。


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ユーサフ・カーシュ
Yousuf KARSH
1932年カナダのオタワにスタジオを構える。政府関係者の肖像写真を撮ったことから、フォト・ジャーナリズムの世界に入る。

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W・ユージン・スミス
W. Eugene SMITH
1918年米カンザス州生まれ。1960年代、日立製作所より撮影依頼を受け来日。1970年代前半は水俣に移り住み産業汚染の実態を記録、世界各国で大反響を呼ぶ。


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ハリー・キャラハン
Harry CALLAHAN
1912年米国ミシガン州デトロイトに生まれる。ミシガン州立大学で工学を学んだ後、クライスラー自動車部品会社に勤める。写真は独学。1941年アンセル・アダムスの作品に感銘を受け、本格的に写真に取り組む。


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ラリー・クラーク
Larry CLARK
1943年米国オクラホマ州タルサに生まれの写真家・映画監督。1971年に写真集「タルサ」を発表、各界に大きな反響を呼ぶ。その後12年のブランクを経て写真集「ティ-ンエイジ・ラスト」で復帰、95年には「KIDS」で映画監督デビュー。

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エルンスト・ハース
Ernst HAAS
1921年ウィーン生まれ。写真家集団「MAGNUM」で活躍、カラー写真がまだ「芸術」として認められていなかった時代にカラー写真を芸術として認めさせた功績は大きなものがある。

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ホンマタカシ
Takashi HOMMA
日本大学芸術学部写真学科在学中に、広告制作会社ライトパブリシティに入社。6年在籍。91年から92年にかけてロンドンに滞在し、ファッション・カルチャー誌『i-D』で活動する。
1998年「TOKYO SUBURBIA 東京郊外」で木村伊兵衛賞を受賞。

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ハナヤ勘兵衛
Kanbei HANAYA
1903年大阪市西区江戸堀に生まれる。 1919年大阪府立堺中学校卒業。1977年兵庫県文化賞受賞。1986年日本写真協会賞・功労賞受賞。1991年死去。

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柳沢信
Shin YANAGISAWA
1936年東京墨田区向島生まれ。1957年東京写真短期大学技術科卒業。1958年『ロッコール』に「題名のない青春」が掲載され、注目を集める。1967年「二つの町の対話」「竜飛」により日本写真批評家協会新人賞を受賞

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マン・レイ
Man RAY
アメリカ合衆国の画家、彫刻家、写真家。ダダイストまたはシュルレアリストとして、多数のオブジェを制作したことでも知られる。


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永島京子
Kyoko NAGASHIMA
1970年東京都生まれ。1996年東京藝術大学大学院美術研究科油絵専攻修士課程修了。人物の動きを連続写真に撮影した作品の制作を続けている。


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瑛九
Q Ei
1936年のフォトデッサン作品集『眠りの理由』は、今も輝きを失わない。油彩、水彩、フォトデッサン、版画それぞれに独自の表現を求め、[光の造形]から出発した瑛九は[油彩点描]に到達し48歳の短い生涯を終えた。

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北代省三
Shozo KITADAI
1921年(大正10)、東京に生れる。父の影響で少年期よりカメラに親しむ。1939年(昭和14)に新居浜高等工業専門学校機械科(現・愛媛大学工学部)に入学、金属材料学に関心を持つ。1942年(昭和17)、陸軍に応召、47年に復員。1948年(昭和23)「モダン・アート夏期講習会」に参加、山口勝弘らと出会う。

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ヤン・ソーデック
Jan SAUDEK
1935年プラハ生まれ。15歳の時初めてカメラを手にし、写真家を志す。プラハのグラフィックアートの学校で学んだ後、1983年まで写真製版のカメラマンとして働きながら写真を撮り続ける。1963年プラハで初個展。1977年頃からモノクロ写真に手彩色を始める。


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ピーター・ムーア
Peter MOORE
1936年ニューヨーク生まれ(~1993年)。1950年代後半から60年代初期ニューヨークで盛んに行われたフルクサスのイベントやジョン・ケージらの行った前衛パフォーマンスやコンサート、そしてポップ・アーティストのスタジオや展覧会を記録し続けた写真家。

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ヘルベルト・バイヤー
Herbert BAYER
1900年オーストラリア生まれ。1919年リンツで建築を学んだ後、ダルムシュタットで1年間建築の仕事をする。画家としても活躍し、モホイ=ナジの影響を受けて写真を始める。フォトモンタージュを使った写真作品を制作し、構成的でありながら、シュルレアリスム的な感覚も併せ持つそれら作品は高い評価を獲得した。


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秋山庄太郎
Shotaro AKIYAMA
原節子などの女優写真等をはじめとして、「週刊現代」「週刊ポスト」「週刊サンケイ」の表紙写真で26年間、4,500回あまりの女性写真をとり続ける。又、45才頃からは「花」の写真をとり始め、「花の会」を結成、会長を務めた。紫綬褒章、勲四等旭日小綬賞受賞。

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マニュエル・アルバレス・ブラーヴォ
Manuel ALVAREZ BRAVO
1902年メキシコ・シティーに生まれる。メキシコの持つ独自の生活文化を常に意識しながら、海外のアート動向も積極的に取り入れる。ブラーヴォの作品は、ドキュメンタリー写真や人物・風景写真が中心となる、メキシコの日常的な対象を撮影したものが多いが、そこには南米の神秘的な空気感、生や死が感じられる。

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ジャン=ウジェーヌ・アジェ
Jean-Eugene ATGET
フランスの写真家。初期の頃は、路上で物売りする人々の写真を撮っていたが、20世紀前後のパリの建築物や室内家具などを撮り始める。30年間に約8000枚の写真を残し、作品の多くは、死後発掘公表された。フランス第三共和政下のパリの様子をとどめた貴重な記録であり、都市風景を撮影する手本として評価された。

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ピーター・ビアード
Peter BEARD
1938年、アメリカ生まれ。イェール大学卒業後、東アフリカ・ケニアに移住。ツァヴォ国立公園で撮影した、乱獲されるアフリカ象の写真をベースに、アフリカの複雑で入り組んだ人間と動物の歴史を現代に伝えようと、1965年に「The End of the Game」としてまとめる。一方で、アフリカ移住以前から、日々の生活の中で出会う物・写真・映像などに書き込みを加えコラージュしていく「日記」を制作している。

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ルディ・バークハート
Rudy Burckhardt
1914年スイス生まれ。15歳のときにピンホールカメラを作って初めて写真を撮影。1936年頃からライフワークとなるニューヨークのシリーズを撮り始める。1950年にはイタリアのナポリのアカデミーで油彩を学び、以降、写真とともに油彩による個展も多く開催する。1956年から夏をメイン州で過ごすようになり、もうひとつの連作であるメインのシリーズが始まる。

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ギルバート&ジョージ
Gilbert and George
イギリスの美術家。ギルバート・プロッシュ(Gilbert Proesch、イタリア出身、1943年-)とジョージ・パサモア(George Passmore、イギリス出身、1942年)の二人組。常にペアで創作活動をしているため、"ギルバート&ジョージ"として知られている。風変わりで時に攻撃的な作品から、常に物議を醸している現代美術家。パフォーマンス・アートだけでなく、写真・ビデオ・ドローイングも制作している。

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服部冬樹
Fuyuki HATTORI
1955年、北海道生まれ。1978年、日本大学芸術学部写真学科卒業。初期の静物写真から「快楽やエロティシズムを漂わせる肉体」という別の対象に移行しても、人体を「静物」として捉えるアプローチは、一貫している。写真史上のさまざまな技法を再現し、写真の美的側面だけでなく、その歴史そのものを現在に凝縮することで、写真とは何かという問いかけを提出している。

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石元泰博
Yasuhiro ISHIMOTO
1921年、アメリカ生まれ。1948年シカゴのインスティチュート・オブ・デザインに入学し、極めて正統的なモダン・フォトグラフィーの方法論を身につける。卒業後来日。戦後復興のただ中にあった日本写真界にモダンフォトグラフィーの精髄を伝え、以後、日本を拠点に精力的に活動を続ける。東京を中心に、街の人々、水(川面)、雪の足跡、など、変わりゆきとどまることのない、"もののすがた"を追って現在にいたる。

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ピーター・リンドバーグ
Peter LINDBERGH
1944年ドイツ生まれ。世界を代表するファッション写真家。1990年代のスーパーモデル・ブームの火付け役としても知られている。欧米の一流デザイナーの広告を手掛け、またテレビCMやミュージックビデオなどの映像の分野でも活躍している。90年代後半からは、今までのストーリー性のある写真から自然のスナップショット的な写真を好んで撮るようになる。

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ナダール
NADAR
1820年フランス生まれ。本名はガスパール=フェリックス・トゥールナション。小説家、戯画家、風刺画家として活動した後、写真による肖像の探求に打ち込む。フランスの文化人、政治家、軍人などを撮影。ナダールの肖像写真はわざとらしさが少なく、対象となる者の自然さや精神性を引き出すことに成功している。これには装飾的要素の少なさや、アングルや光の当て方の工夫による、画面内の光が見る者に対して生む心理的効果が貢献している。

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澤田知子
Tomoko SAWADA
1977年神戸市生まれ。成安造形大学卒業。2000年キャノン「写真新世紀」で優秀賞受賞、自ら変装し外見を変化させることで、外見と内面の関係の曖昧さを追求して一躍注目を浴びる。自動証明写真機で撮った400人(全て作家自身)の作品や、たった一枚の写真が人生最大の決断と選択を負うこともあり得る、究極の証明写真「お見合い写真」を題材にした作品など、意表をつく写真で海外でも高い評価を獲得している。

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カリン・シェケシー
Karin SZEKESSY
1939年ドイツ生まれ。1957年~1959年ミュンヘンで写真を学ぶ。1963年画家のポール・ヴンダーリッヒと共同で初めてヌード写真を撮影。雑誌のルポルタージュ・カメラマンやハンブルクの美術学校でファッション写真についての講義をする。1971年ポール・ヴンダーリッヒと結婚。カリンの撮影した写真をもとにポールが絵画・版画制作するなど、コラボレーション作品を発表。ハンブルクおよびフランス南部に住んで制作を続けている

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植田正治
Shoji UEDA
1913年鳥取県生まれ。オリエンタル写真学校卒業後、帰郷し19歳で営業写真館を開業。この頃より、写真雑誌や展覧会に次々と入選、特に群像演出写真が注目される。山陰の空・地平線・砂浜などを背景に、被写体をオブジェのように配置した演出写真は、植田調(Ueda-cho)と呼ばれ世界中で高い評価を得る。2000年歿。2005~2008年ヨーロッパで大規模な回顧展が巡回、近年さらに評価が高まっている。

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エレン・フォン・アンワース
Ellen Von UNWERTH
1954年ドイツ生まれ。女性ファッション写真家。モデルとして活躍した後31歳から独学で写真について学ぶ。1986年頃からはファッション・広告写真を専門とし、『GUESS?』の広告写真で評判となり、94年初写真集「SNAPS」を刊行。またスーパーモデルを起用したビデオ「Inferno!」を発表するなど映像クリエーターとしても活躍。挑発的でセクシーなイメージの中に、女性らしさやロマンチシズムを併せ持つ作風を有する。

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横須賀功光
Noriaki YOKOSUKA
1937年神奈川県生まれ。日本大学在学中から資生堂の社内報『ハウスオーガン』の仕事に就く。華麗なテクニックを駆使した資生堂化粧品の広告写真で注目され、広告写真界のリーダー的存在として活躍。海外でも高く評価され、1983年日本人として初のイタリアンヴォーグ、ドイツヴォーグ、フレンチヴォーグのフリーランススタッフカメラマンとなる。

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エドワード・ウェストン
Edward WESTON

1886年アメリカ、イリノイ州生まれ。1902年、父親からもらったカメラで写真撮影を始める。1911年カリフォルニアのトロピコ(現グランデール)に写真館を開き生計を立てる。1922年ピクトリアリズムから、自然光を巧みに生かした正確でシャープなストレートフォトへと転換し、肖像、静物、ヌード、風景を撮る。

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ウィン・バロック
Wynn BULLOCK

1902年アメリカ生まれ。写真を学ぶため36歳にしてロサンジェルス・アート・センターに入学。森や海などの自然や、その自然の中に幼い少女や女性のヌードを配した写真を多く撮影する。代表作、「森の中の子供」「そこに光あれ」など。1975年、歿。


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アンセル・アダムス
Ansel ADAMS

1902年アメリカ生まれ。幼少の頃から西部の自然と写真に親しみ、14歳のとき初めてカメラを手にしてヨセミテ渓谷を撮影。1932年「f/64」をエドワード・ウェストン、イモージン・カニンガムらと共に結成。中間トーンを最もきれいに再現する技術から生まれたオリジナルプリントは非常に高いクオリティーを持っている。

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ルイス・キャロル
Lewis CARROLL

1832年、イギリス生まれ。数学者、論理学者、写真家、作家、詩人。『不思議の国のアリス』の著者として何より知られる。1880年に唐突に写真術を止めてしまうまでに、約3000枚以上の写真を撮影。これらの写真のうち破損を免れた1000枚足らずが現存しており、その半分以上が少女を撮影したものである。

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レスリー・R・クリムス
Leslie R. KRIMS

1943年アメリカ生まれ(1942年生まれという説もある)。プラット・インスティチュートやロチェスターで写真技術を指導する傍ら、ヌードをテーマに80年代の動向を先取りするような写真を多く制作する。クリムスは奇妙で不思議なテーマを選び、誇張されたイメージと組み合わせることで、時にグロテスクでブラックユーモアに満ちた、見る者を不快にさせる作品を展開する。


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ジェリー・N・ユルズマン
Jerry N. UELSMANN

1934年アメリカ生まれ。ロチェスター工科大学、インディアナ大学で学んだ後、フロリダ大学で写真を教える。複数のイメージを暗室作業の過程で自由自在に組み合わせる技法を用いてシュールな作品世界を作ってきたユルズマンは、「作られた写真」を現代に甦らせた先駆者の一人である。


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中島秀雄
Hideo NAKAJIMA

1947年神奈川県生まれ。1968年東京写真大学(現・東京工芸大学)卒業。写真家細江英公の助手を経て1977年独立しフリーとなる。1986年アメリカ・バーモント州 "ゾーンⅥワークショップ" に参加。1995年"ゾーンシステム研究会" を設立・代表。

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今 道子
Michiko KON
1955年神奈川県鎌倉市生まれ。1978年、創形美術学校版画科卒業後、東京写真専門学校を中退。魚や野菜や衣類をつかい、「いなだの頭と桃と上皿天秤」「烏賊の内臓と眼球と生イクラ」「こはだのブラジャー」などを撮影する。

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安齊重男
Shigeo ANZAI

1939年神奈川県厚木に生まれる。1960年代末頃から、美術展や美術作品を記録として写真に撮り始め、以後、国内外のアート・フェスティヴァルやアーティストのパフォーマンスの記録など、精力的に活動している。

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クリス・ジョンソン
Chris JOHNSON

1948年ニューヨークのブルックリン生まれ。アンセル・アダムス、イモージン・カニンガム、ウィン・バロックに写真を学び、ゾーンシステムの研究書である「Practical Zone System」の著者として知られている。

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アレン・ダットン
Allen A. DUTTON

1922年アリゾナ州フェニックス生まれ。アリゾナ州立大学を卒業して高校の美術教師となる。画家と彫刻家として修練をしていく中で、彼は、自分の表現の手段として写真が適していることに気付き、写真家に転向。

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フレッド・シール
Fred SCHIIEL








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ジル・ペラン
Gilles PERRIN








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植田実
Makoto UYEDA
1935年東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業。編集者。「建築」編集を経て、1968年に「都市住宅」創刊編集長として斬新な雑誌づくりで建築界に新風を巻き起こした。磯崎新、原広司、安藤忠雄、毛綱毅曠、伊東豊雄らの才能をいち早く見つけだし、紹介した功績は大きい。

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デイヴィッド・ホックニー
David HOCKNEY
1937年イギリス生まれ。ブラッドフォード美術学校、王立美術学校で学ぶ。1963年ロンドンで初個展。1964年ロサンゼルスに移り、アクリルで制作を始める。また、インスタントカメラによる撮影を始める。1968年ロンドンに移住、1970年「ジョイナーフォト」を初めて制作。1976年ロサンゼルスに戻る。1980年代から、コピー機やFAXなど新しいメディアを利用した作品を発表する一方、オペラの衣装や舞台装置なども手がけた。1995年ヴェネチア・ビエンナーレに出品。

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松本路子
Michiko MATSUMOTO
静岡県生まれ。法政大学文学部卒。80年代より、ニューヨーク、パリを初めとする、世界各地の、現代を代表するアーティストやダンサーの肖像を中心に作品を発表。数多くの個展、美術館でのグループ展のほか、国内外の美術館に作品が収蔵されている。主な写真集に『ニキ・ド・サンファール』(パルコ出版)、『Portraits 女性アーティストの肖像』(河出書房新社)など。

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大坂寛
Hiroshi OSAKA
1956年山形県寒河江市生まれ、東京で育つ。1981年日本大学芸術学部写真学科卒業。独創的なヌード作品で高い評価を得て、日本写真家協会展グランプリをはじめ、国内外で多数の賞を受賞。東京都写真美術館、ヒューストン美術館などに作品が収蔵されている。個展、グループ展を多数開催。

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菅原一剛
Ichigo SUGAWARA
1960年生まれ。1985年大阪芸術大学芸術学部写真学科卒業。ハヤサキスタジオを経て、1986年フランスにてフリーカメラマンとして活動を始め、1987年菅原一剛事務所を設立。1997年ストロベリーピクチャーズ設立。人物、ヌード、風景、植物など、どれもストレートに捉えながら、本質に迫る力強い作品を発表している。

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尾形一郎 尾形優
Ichiro OGATA ONO
& Yu OGATA
尾形一郎:1960年京都府生まれ。主な写真集に「ウルトラバロック」(新潮社)、「HOUSE」(フォイル)、著書に「極彩色メキシコ巡礼」(晶文社)などがある。2009年フォイルギャラリーで個展を行う。
尾形優:1964年東京都生まれ。1987年早稲田大学理工学部建築学科卒業。一級建築士事務所タイルの家主宰。代表作に「タイルの家」、「フォトハウス」などがある。

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荒木経惟
Nobuyoshi ARAKI
1940年東京都生まれ。1959年千葉大学写真印刷工学科に入学。1963年カメラマンとして電通に入社(72年退社)。1964年写真集「さっちん」にて第1回太陽賞受賞。1981年有限会社アラーキー設立。1988年AaR Room設立。「アラーキー」の愛称とともに多彩な活躍を続け、多数の著作を刊行。海外での評価も高く、90年代以降世界で最も注目を集めるアーティストの一人となる。

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篠山紀信
Kishin SHINOYAMA
1940年東京生まれ。日本大学藝術学部写真学科、および東京綜合写真専門学校を卒業。1961年にライトパブリシティに入社後、APA賞等数々の賞を受賞。写真集『Death Valley』『Twins』『Nude』など従来の枠を超える意欲的な作品を発表。1975年に雑誌『GORO』で始めた「激写」シリーズは流行語にもなり、1980年には篠山をメインにした写真雑誌『写楽』が創刊されるなど、一写真家にとどまらない影響力を発揮した。

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山田脩二
Shuji YAMADA
1939年兵庫県生まれ。1970-80年代にかけて、建築写真家(カメラマン)として活躍。造形的な写真を撮り続けるかたわら日本各地を旅して、新旧入りまじった村や街、都市の風景を撮影した写真が、数多くのメディアに取り上げられる。1982年兵庫県淡路島の瓦生産地集落・津井で瓦師(カワラマン)に転身。伝統的ないぶし瓦を現代に活かす作り手として活動しながら、地域に点在する炭焼生産地の現場を訪ね、"焼き"にこだわり続ける。

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福田勝治
Katsuji FUKUDA
1899年山口県生まれ。1926年「第1回日本写真美術展」でイルフォード・ダイヤモンド賞を受賞。1936年『アサヒカメラ』に連載された「カメラ診断」が好評となり、それをまとめた『女の写し方』をはじめとして多くの指南書を出版、広告写真でも活躍する。戦後、女性美を追求したヌード作品を発表し、日本写真界をリードする存在となる。そのなかの「光りの貝殻(1949)」は福田の代表作となる。リアリズム写真運動が写真界を席巻する中でも、自分のスタイルを崩すことなく、孤高をつらぬく。

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大竹昭子
Akiko OTAKE
1950年東京都生まれ。上智大学文学部卒。作家。1979年から81年までニューヨークに滞在し、執筆活動に入る。『眼の狩人』(新潮社、ちくま文庫)では戦後の代表的な写真家たちの肖像を強靭な筆力で描き絶賛される。著書は他に『アスファルトの犬』(住まいの図書館出版局)、『図鑑少年』(小学館)、『きみのいる生活』(文藝春秋)など多数。都市に息づくストーリーを現実/非現実を超えたタッチで描きあげる。

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山田陽
Akira YAMADA
神奈川県川崎市に生まれる。文化服装学院でファッションデザインを学ぶ。1998年渡米。2004年その創造的な関心は「写真」に向けられた。ポートレートやルックブック(スタイル見本)を撮影し、ファッション会社と仕事をする。ファッションやデザインをあらためて学んだことで、どんなものにも美しさを見出し、洗練されたイメージを創り出すようになる。記録や探検、そして、他の文化からインスピレーションを得るために世界を旅する。現在、ニューヨークを拠点に活動。2010年、長野県軽井沢で個展「LINE1_Lily Grass.」を開催。

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細江賢治
Kenji HOSOE
1963年東京都生まれ。東京工芸大学短期大学部写真技術科卒、東京工芸大学大学院芸術学研究科博士教育課程修了。
1981年より父・細江英公に師事し多くの展覧会・コレクション用作品等のプラチナおよびゼラチン・シルバープリントのプリント等を担当する。国内外で展覧会多数。

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E.J.ベロック
Ernest James BELLOCQ
1873年生まれ。ベロックの手によるものとして知られる現存の写真は、すべてニューオリンズの紅燈街「ストーリーヴィル」の娼館で撮られており、そこで働く女性たちが被写体として登場している。おおむねの女性たちは、やわらかな太陽光の差しこむ場所にいて、着衣でもヌードでも、こわばりを解いたゆったりとした時間のなかにあるように見える。こうした、男性が撮したように思えない極めてニュートラルなエロスが現在でも人々を魅了している。

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土門拳
Ken DOMON
1909年山形県酒田市に生まれる。リアリズム写真を確立した写真界の巨匠。ライフワークであった「古寺巡礼」は土門の最高傑作とされ、ほか数多くの作品をのこし、いずれも不朽の名作群として名高い。土門拳の芸術は、日本の美、日本人の心を写し切ったところにあるといわれ、その業績に対する評価はきわめて高い。1990年、歿。

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風間健介
Kensuke KAZAMA
1960年三重県生まれ。20代のときにカメラとともに日本を放浪した後、北海道に移住。2005年に出版した写真集『夕張』(寿郎社)によって、2006年日本写真協会新人賞、写真の会賞を受賞。2017年6月死去。

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金子典子
Noriko KANEKO
1970年群馬県生まれ。 1993年プロラボ ラボテイクに入社、1995年からプリント担当になる。 2000年よりプリントワークショップ開催。

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林和美
Kazumi HAYASHI
写真家、ギャラリー「NADAR」主宰。日本図書設計家協会会員。三重県生まれ。大阪芸術大学芸術学部写真学科卒業後、広告代理店、フォトエィジェンシー勤務を経て、2000年大阪に写真専門ギャラリーNADARをオープン、2003年には東京にも開廊、自ら「装幀写真家」として小説のカバーなどに作品を提供している。

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内藤さゆり
Sayuri NAITO
1978年広島県生まれ。2001年より、フリーランスの写真家として活動開始。 2005年コニカミノルタ主催フォトプレミオに入選。 2009年、ポルトガル・リスボンの日常の風景を中心とした写真集『4月25日橋』を発表。同年、パリ日本文化会館と東京都写真美術館 『日本の新進作家展 Vol.8 旅』にて『4月25日橋』の展示をした。

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北井一夫
Kazuo KITAI
1944年中国鞍山生まれ 1965年日本大学芸術学部写真学科中退、写真集『抵抗』(未来社)を出版。成田空港建設に反対する農民を撮った『三里塚』(のら社)で日本写真協会新人賞受賞(1972年)。『アサヒカメラ』に連載した「村へ」で第1回木村伊兵衛賞受賞(1976年)。

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中藤毅彦
Takehiko NAKAFUJI
1970年東京生まれ。早稲田大学第一文学部中退 東京ビジュアルアーツ写真学科卒業。モノクロームの都市スナップショットを中心に作品を発表し続けている。国内の他、近年は東欧、ロシア、キューバなど旧社会主義諸国を中心に世界各地を取材。 作家活動とともに、四谷三丁目にてギャラリー・ニエプスを運営。

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ウーゴ・ムラス
Ugo MULAS
1928年イタリア生まれ。 1954年頃に写真に興味を抱き、世界中から集まる作家を撮るためにヴェネツィア・ビエンナーレに通う。それが認められ1972年まで同ビエンナーレの公式カメラマンを努める。1964年、65年、67年にニューヨークに渡り、デュシャンやステラ、ウォーホルの写真をアトリエで撮影。彼らの制作する姿を写した写真は、現代美術が生み出されて行く瞬間を捉えた貴重な記録写真でもある。

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エドゥアール・ブーバ
Edouard BOUBAT
1923年フランス生まれ。 1946年から写真を撮り始め、後にthe agency Raphoで働く。パリで生まれ、パリで暮らし、戦後のパリを撮り続けた。アンリ・カルティエ=ブレッソン、 ロベール・ドアノーらとともに20世紀を代表する フランスの写真家の一人として数えられている。 1999年、歿。

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リチャード・アヴェドン
Richard AVEDON
1923年アメリカ生まれ。 1940年代前半、アレクセイ・ブロドヴィッチ主催のデザインラボラトリーで写真を学ぶ。 その後、彼の推薦で1946~65年までハーパース・バザー誌のスタッフ写真家として活躍。ファッション写真家として、またドキュメント写真家としても認められる。
1966~88年までヴォーグ誌へ移籍し、1992年からはニューヨーカー誌のスタッフ写真家として活躍。

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吉川富三
Tomizo YOSHIKAWA
1900年滋賀県生まれ。 1916年静岡市平尾銈二のもとに研究生として入る。1919年、東京写真研究会に入会。1921年、写真店を野島康三より譲り受けて開業。 1930年、鹿児島治朗、木村伊兵衛らと明虹倶楽部を設立。1948年、日本肖像写真作家協会を設立し、その運営にあたる。
1965年、日本写真協会より功労賞を受ける。1966年、東京写真研究会会長となる。

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ジョージ・タイス
George TICE
1938年アメリカ生まれ。 14歳からカメラクラブに参加し写真を撮り始める。1959年、ニューヨーク近代美術館の写真部門でディレクターを務めていたエドワード・スタイケンにより、航空母艦ワスプ爆発の様子を写した作品を同美術館コレクションに選ばれる。
国内外で展覧会多数。作品はニューヨーク近代美術館・シカゴ美術館などに収蔵されている。

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ベッティナ・ランス
Bettina RHEIMS
1952年フランス生まれ。1978年、雑誌『エゴイスト』の創始者ビシニャックにその挑発的でエレガンスなイメージが評価され、同誌でデビュー。ポートレート、ヌードを中心に作品を発表し、1982年パリ・ポンピドーセンターで初個展を開催。以後、ヴォーグ、マリークレール、フィガロなどのファッション誌で活躍するとともに、ビデオやコマーシャルフィルムも制作していく。
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カート・マーカス
Kurt MARKUS
1947年アメリカ・モンタナ州に生まれる。ポートレート、音楽、スポーツ、報道(ルポルタージュ)、ファッション、広告など幅広いジャンルでの写真において自分の美意識を表現し続けている。
近年では、ミュージックビデオの制作や映画「Deep Six」の脚本を執筆し、この作品はロサンゼルス・シネマ賞勲章賞とロサンゼルス・ムービー賞特別賞を受賞した。

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ウェイン・メイザー
Wayne MASER
1946年アメリカ・ペンシルベニア州に生まれる。『GUESS(ゲス)』のファッション・キャンペーン写真で世間の注目を集める。その後ファッション界の巨匠ヴェルサーチ、カルバン・クライン、ドナ・キャランなどのキャンペーン広告を次々と手掛け、彼のファッション・イメージが売上げ向上に大きく貢献する。
メイザーの写真は時に暴力的でさえあり、大胆且つセクシュアルな緊張感を持った表現方法はコマーシャルフォト界のトレンドに影響を与えた。

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小林紀晴
Kisei KOBAYASHI
1968年長野県生まれ。新聞社カメラマンを経て、1991年よりフリーランスフォトグラファーとして独立。1997年に「ASIAN JAPANES」でデビュー。1997年「DAYS ASIA」で日本写真協会新人賞受賞。現在、雑誌、広告、TVCF、小説執筆などボーダレスに活動中。写真集に、「homeland」、「Days New york」、「SUWA」、「はなはねに」などがある。他に、「ASIA ROAD」、「写真学生」、「父の感触」、「十七歳」など著書多数。

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ラルフ・スタイナー
Ralph STEINER
1899年アメリカ生まれ。1920年代以後、主として広告写真の分野で活動。その作風は、ストレートフォトグラフィを基調とし、「物」を極めて冷徹なまなざしで捉えるノイエザッハリッヒカイトの影響を強く受けている。FSAプロジェクト開始前に、RA(再入植庁または再定住局)におけるドキュメンタリー映画製作にもかかわる(1930年代)。また、映画部門が廃止される前のフォト・リーグにも一時参加し、映画製作を行う。

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アンリ・カルティエ=ブレッソン
Henri CARTIER-BRESSON
1908年フランス生まれ。1930年頃1931年から翌年にかけアフリカ滞在中に写真を撮り始め、小型カメラ「ライカ」で撮影したスナップショットが注目される。1947年にR・キャパ、D・シーモアらと写真家集団マグナム・フォトを結成し、世界各地を取材。1952年に初の写真集を出版し、そのアメリカ版の表題『決定的瞬間(The Decisive Moment)』は、カルティエ=ブレッソンの写真の代名詞として知られる。

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ヘレン・レヴィット
Helen LEVITT
1913年アメリカ生まれ。ウォーカー・エバンスに写真を学ぶと共に、アンリ・カルティエ=ブレッソンのスタイルに多大な影響を受けている。1937年にニューヨークの子供達のドキュメンタリー写真を撮り始める。ハーレムを含む、ニューヨークの街角や子供の様子などを盛んに撮影したその視線は、自分が生まれ育った町への愛情あふれるものである。『タイム』、『ニューヨークポスト』などで活躍するとともに、 1943年にはニューヨーク近代美術館で個展を開催。

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アーロン・シスキンド
Aaron SISKIND
1903年アメリカ生まれ。1932年から1935年にかけてニューヨークのドキュメンタリー・フォトの写真家グループ「フォト・リーグ」に所属。1943年以降、抽象性の高い表現へと転換する。「普通のもの、注目されないもの、意味のないもの」を題材にして撮影するようになる。 事物をクローズアップすることで物質の細かな質感までが表現され、そのモノクロ作品は抽象画のような美しさを持つ。

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オリビア・パーカー
Olivia PARKER
1941年アメリカに生まれる。1963年ウェルズリー・カレッジ卒業。その後画家としてのキャリアをスタートし、1970年に写真を始める。写真はほとんど独学で、オランダ、フランドル、スペインの17世紀の伝統的スタイルに影響を受けている。作品には破れた花びらや豪華だが不完全なフルーツ、異常な昆虫などを撮った静物写真が主である。作品はシルバー・コンタクト・プリントやポラロイド、現在に至ってはデジタルまで、様々なフォーマットで制作している。

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村越としや
Toshiya MURAKOSHI
1980年福島県生まれ。日本写真芸術専門学校卒業、写真活動をはじめる。一貫して生まれ育った福島の風景をモノクロで撮り続けている。2011年日本写真協会賞新人賞を受賞。2009年自主ギャラリーTAPを開設、定期的に作品を発表しながら写真集を上梓する。2012年写真集出版レーベルplump WorM factoryを設立。

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佐藤理
Osamu SATO
東京生まれ。1964年私立東京写真短期大学卒業。1971年から「山人」の撮影を始める。1979年佐藤理スタジオを設立。2004年日本写真家ユニオン主催の「ニューヨーク展」に出品。2005~6年東京都写真美術館で開催の「日本の子供60年」展に出品。2006年日本写真家ユニオン主催「11人のフォトグラファーによるファインプリント展」(ギャラリー新居 東京店)に出品、以後毎回出品。

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百瀬恒彦
Tsunehiko MOMOSE
1947年長野県生まれ。武蔵野美術大学商業デザイン科卒。在学中から、数年間にわたってヨーロッパや中近東、アメリカ大陸を旅行。卒業後、フリーランスの写真家として個人で世界各地を旅行、風景より人間、生活に重きを置いた写真を撮り続ける。国内外を問わず多数の写真展を開催。

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鬼海弘雄
Hiroh KIKAI
写真家。1945年山形県寒河江市生まれ。法政大学文学部哲学科卒業。
山形県職員を辞して、トラック運転手、造船所工員、遠洋マグロ漁船乗組員など様々な職業を経て写真家に。1973年より浅草寺で人物写真を撮りはじめる。APA賞特選、日本写真協会新人賞、伊奈信男賞、「写真の会」賞を受賞。写真集としては『INDIA』(みすず書房)『東京迷路』(小学館)ほか。また、2004年には写真集「PERSONA」で第23回土門拳賞を受賞した。

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ボブ・ウィロビー
Bob WILLOUGHBY
1927年アメリカ・ロサンゼルスで生まれる。12歳のときに父からもらったカメラで写真を撮り始める。高校卒業後、ハリウッドのカメラマンたちの助手として修業し、かたわらジャズを対象に写真修業をした。南カリフォルニア大学の夜間部で写真を学び、専門学校でデザインを学習。やがて演劇や文化イベントを手がけるようになり、雑誌のために映画関連の撮影が増えた。オードリー・ヘプバーン出演作のほか、「地上より永遠に」「スタア誕生」「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない」「卒業」など30年あまりの間に120本ほどの映画でスチル写真を撮り、『ライフ』『ヴォーグ』など世界的な雑誌に提供している。写真集として、『プラチナの時代』(1974)、『ロサンゼルスのジャズ』(1990)、『ハリウッド・スペシャル』(1993)などがある。彼の写真は、数多くの国の美術館に展示されている。2009年12月フランス・ヴァンスに永逝(享年82)。

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西村多美子
Tamiko NISHIMURA
1948年東京に生まれる。東京写真専門学院(現東京ビジュアルアーツ)で写真を学ぶ。学生時代の1968年頃アングラ劇団「状況劇場」の写真を撮る。初めての撮影は「由比正雪」で、唐十郎や麿赤児、四谷シモンなどの怪優たちに目を見張ったという。卒業前に、復帰前の沖縄へ初めての一人旅へ出る。1969年卒業後はアルバイトや雑誌の仕事を行ない、原稿料が入るとカメラを持って旅に出掛けた。撮影地は圧倒的に北海道と東北が多いが、関東、北陸、関西と広範囲にもおよんでいる。1990年代からはヨーロッパ、キューバ、ベトナムなど海外を撮影している。

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奈良原一高
Ikko NARAHARA
1931年福岡県生まれ。本姓は楢原。中央大学法学部卒業後、早稲田大学大学院で美術史を専攻。前衛美術に傾倒し、1955年には池田満寿夫、靉嘔らが結成したグループ「実在者」に参加。在学中の1956年に、初個展「人間の土地」を開催し、ほぼ無名の新人の個展としては例外的な反響を呼び、鮮やかなデビューを飾った。それに続き、1958年には極限状況を生きる人間にフォーカスを当てた「王国」を発表、日本写真批評家協会賞新人賞受賞。1959年東松照明・細江英公・川田喜久治・佐藤明・丹野章と、写真家によるセルフ・エージェンシー「VIVO」を結成(1961年解散)。その後滞欧し、帰国後に出版した複数の写真集はいずれも賞を受賞し、2002年パリ写真美術館で、2004年には東京都写真美術館で回顧展が開催されるなど、国内外で高く評価されている。2005年日本写真協会賞功労賞受賞。

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浅田政志
Masashi ASADA
1979年三重県生まれ。日本写真映像専門学校(大阪)在学中に「浅田家」シリーズを撮り始める。2003年上京、スタジオフォボス勤務を経て、07年に写真家として独立。08年、写真集『浅田家』(赤々舎)を刊行し、第34回木村伊兵衛写真賞を受賞。最近では全国の他の家族を撮影するシリーズ「みんな家族」も開始。主な個展に、「浅田家~あなたもシャッター押してみて」(08年、PARCO渋谷店、名古屋店)、「浅田家~赤々・赤ちゃん)(08年、AKAAKA)などがある。

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楢橋朝子
Asako NARAHASHI
1959年東京生まれ。早稲田大学第二文学部美術専攻卒業。 1986年森山大道のワークショップに参加する。1989年初個展「春は曙」を開催。1990年ギャラリー03 FOTOSをオープン。 主な個展:1992年~1997年まで03 FOTOSで個展「NU・E」を17回にわたって開催。2005年「half awake and half asleep in the water」(ツァイトフォトサロン、東京)、2008年「half awake and half asleep in the water」(Yossi Milo Gallery、ニューヨーク)(Galerie Priska Pasquer、ケルン)、2009年「楢橋朝子写真展 2009/1989―近づいては遠ざかる」(東京アートミュージアム、東京)、2012年「in the plural」(ツァイトフォトサロン、東京)。 その他、国内外で多数開催。

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小栗昌子
Masako OGURI
1972年愛知県に生まれる。1994年名古屋ビジュアルアーツを卒業。1999年遠野に移住する。 主な受賞歴:日本写真協会新人賞(2006年)、林忠彦賞(2010年) 主な個展歴:「百年のひまわり」(2005年/ビジュアルアーツギャラリー東京・名古屋・大阪・九州)、「トオヌップ」(2008年/ニコンサロン銀座・大阪、ビジュアルアーツギャラリー名古屋)、「トオヌップ」(2009年/ギャラリー冬青)、第19回林忠彦賞受賞写真展「トオヌップ」(2010年)、「フサバンバの山」(2011年/ギャラリー冬青) 主な写真集:『百年のひまわり』(2005年/ビジュアルアーツ)、『トオヌップ』(2009年/冬青社)

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普後均
Hitoshi FUGO
1947年生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、細江英公に師事。1973年に独立。2010年伊奈信男賞受賞。国内、海外での個展、グループ展多数。主な作品に「遊泳」「暗転」「飛ぶフライパン」「ゲームオーバー」「見る人」「KAMI/解体」「ON THE CIRCLE」(様々な写真的要素、メタファーなどを駆使しながら65点のイメージをモノクロで展開し、普後個人の世界を表現したシリーズ)他がある。
主な写真集:「FLYING FRYING PAN」(写像工房)、「ON THE CIRCLE」(赤々舎)池澤夏樹との共著に「やがてヒトに与えられた時が満ちて.......」他。パブリックコレクション:東京都写真美術館、北海道立釧路芸術館、京都近代美術館、フランス国立図書館、他。

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平嶋彰彦
HIRASHIMA Akihiko
1969年毎日新聞社入社し、主に『毎日グラフ』『サンデー毎日』など週刊誌の写真取材を担当。共著『昭和二十年東京地図』(文・西井一夫、写真・平嶋彰彦、1986、筑摩書房)他。1988年世田谷美術館にて「平嶋彰彦写真展 たたずむ町」。

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金坂健二
Kenji KANESAKA
映画作家、評論家、写真家。1934年東京都生まれ。1957年慶応義塾大学文学部英米文学科卒業。松竹映画国際部に社長(城戸四郎)付きの通訳として籍を置き、ハーバード大学の国際セミナーに参加するうちに米国のアングラ映画作家と知り合い、松竹を休職中にフルブライト基金を受けて渡米、ノースウェスタン大学に1年間留学。 映画『アメリカ、アメリカ、アメリカ』を完成して学校を離れ、日本に帰国後、1966年に映画『ホップスコッチ』を完成。1964年、飯村隆彦、石崎浩一郎、大林宣彦、高林陽一、佐藤重臣、ドナルド・リチー、足立正生らと実験映画製作上映グループ「フィルム・アンデパンダン」を結成した。1999年永逝。

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ウィージー
WEEGEE
1899年オーストリアのズロチエフ(現ポーランド領)生まれ。1935年にフリーランスとなり、ニューヨーク市警マンハッタン本部を足掛りに殺人現場や交通事故、火事場の救出作業等を大型フラッシュで撮影、数々の新聞に掲載される。


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■エッセイの紹介

飯沢耕太郎のエッセイ 

大竹昭子のエッセイ 

金子隆一のエッセイ 

原茂のエッセイ 

蔦谷典子のエッセイ 

粟生田弓のエッセイ 

植田正治の世界 

ジョナス・メカスの世界 

細江英公のエッセイ 

森下隆のエッセイ 

夜野悠のエッセイ 

鳥取絹子のエッセイ 

井村治樹のエッセイ 

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平嶋彰彦のエッセイ 

普後均のエッセイ 

菅原一剛のエッセイ 

仲世古佳伸のエッセイ 

尾形一郎・優のエッセイ 

比田井一良のエッセイ 

松本綾子のエッセイ 

森下明彦のエッセイ 

山田陽のエッセイ 

山口由美のエッセイ 

■写真展リスト

銀塩写真の魅力 Ⅵ展 2020年2月19日[水]―3月14日[土] 

H氏写真コレクション展 2019年7月9日[火]―7月13日[土]

一日だけの須賀敦子展 2018年11月22日[火]

ボブ・ウィロビー写真展~オードリー&マリリン 2018年4月10日―4月28日

植田正治写真展-光と陰の世界-Part II  2018年3月13日―3月31日

細江英公写真展  2017年10月31日~11月25日

植田正治写真展―光と陰の世界―Part I 2017年5月13日~5月27日

普後均写真展―肉体と鉄棒― 2017年2月15日~2月25日

中藤毅彦写真展 Berlin 1999+2014 2016年1月6日~1月16日

黒の魅力 2015年12月15日~12月26日

西村多美子写真展 実存―状況劇場1968-69 2015年4月24日~5月9日

植田実写真展―都市のインク 端島複合体 同潤会アパートメント 2015年1月9日~1月23日

銀塩写真の魅力 V展 2014年8月20日~8月30日

百瀬恒彦写真展―無色有情 2014年4月2日~4月12日

[2会場共同開催]西村多美子写真展 2014年2月5日~2月22日

ジョナス・メカスとその時代展 2013年12月18日~12月28日

ボブ・ウィロビー写真展―ハリウッド・スペシャル 2013年11月13日~11月23日

菅原一剛写真展―Blue 2013年10月16日~10月23日

細江英公写真展―抱擁 2013年9月11日~9月21日

小林美香が読む~写真のバックストーリー 2013年7月24日~8月3日

銀塩写真の魅力 IV展 2013年2月8日~2月16日

『ジョナス・メカス―ノート、対話、映画』出版記念展 2012年12月6日~12月8日

大竹昭子写真展―Gaze+Wonder/NY1980 2012年10月19日~10月27日

ジョック・スタージス写真展 2012年8月10日~8月18日

アンリ・カルティエ=ブレッソンとロベール・ドアノー写真展 2012年6月15日~6月23日

AKIRA GOMi 1972-2012/ 倉俣史朗&村上麗奈 2012年5月11日~5月19日

大坂寛写真展―唖月色の森(maroon) 2012年3月27日~4月7日

ジョナス・メカス写真展 2012年2月10日~2月25日

銀塩写真の魅力Ⅲ/裸婦は美しい 2012年1月27日~2月4日

X氏写真コレクション展II 2011年10月21日~10月29日

第21回瑛九展 46の光のかけら/フォトデッサン型紙 2011年9月9日~9月17日

山田陽写真展 Line1_Lily Grass 2011年7月5日~7月16日

一日だけの植田実出版記念写真展 2011年6月18日

ナミビア:室内の砂丘 尾形一郎 尾形優写真展 2011年5月30日~6月11日

東日本大震災支援企画 ジョック・スタージス新作写真展 2011年5月10日~5月21日

細江英公写真展 写真絵巻とフレスコ画の時を越えた出会い~イタリア・ルッカ 2011年3月18日~4月2日

没後20年 孤高のモダニスト福田勝治写真展 2011年1月15日~1月29日

エドワード・スタイケン写真展 2010年12月15日~12月25日

銀塩写真の魅力II―Noir et Blanc 2010年8月27日~9月4日

ジョック・スタージス新作写真展 2010年8月10日~8月21日

ウルトラバロック 尾形一郎 尾形優 写真展 2010年6月1日~6月12日

The NUDE展 2010年4月13日~4月24日

植田実写真展―空地の絵葉書 2010年1月26日~2月6日

細江英公写真展 新版・鎌鼬 前期:2009年12月15日~12月26日/後期:2010年1月6日~1月16日

ジョナス・メカス新作写真展 2009年9月1日~9月19日

五味彬写真展 2009年8月4日~8月22日

銀塩写真の魅力~Gelatin Silver YES! 2009年6月9日~6月27日

マン・レイ展  2009年4月3日~4月25日

エルンスト・ハース写真展  2009年1月9日~1月31日

再発見 プリントの美! 2008年12月12日~12月27日

植田正治写真展-砂丘劇場 2008年11月14日~12月6日

写真に恋する 写真コレクション展 2008年10月31日~11月8日

五味彬写真展 "Yellows 1.0" 2008年10月10日~10月25日

ヤン・ソーデック写真展 2008年8月22日~30日

ジョック・スタージス写真展 2008年8月1日~16日

細江英公写真展-ガウディへの讃歌 2008年5月9日~5月31日

アンドレ・ケルテス写真展 2008年4月22日~5月2日

柳沢信写真展 2008年1月11日~1月26日

写真展"Body and Soul" Part2 2007年10月19日~10月27日

写真展"Body and Soul" Part1 2007年10月5日~10月13日

ジョック・スタージス写真展 2007年8月3日~8月18日

井村一巴[セルフポートレイト]展 2007年6月15日~6月23日

細江英公『春本・浮世絵うつし』オリジナル・プリント展/版画掌誌第6号刊行記念 2007年3月16日~3月31日

都市への視線  2006年11月10日~11月18日

イリナ・イオネスコ展 2006年10月27日~11月4日

Eros&Khaos,X氏写真コレクション 2006年9月6日~9月9日

ジョナス・メカス展 2005年10月14日~29日

井村一巴<セルフポートレイト>展 2004年12月3日~12月18日

東松照明写真展 アッサラーム・アレクイン 2002年8月17日~9月11日

ジョナス・メカス写真展―時を数えて、砂漠に立つ  2002年4月 19日~5月25日

ジョナス・メカス展-版画と写真 2002年3月1日~3月16日

第7回瑛九展 -フォト・デッサン 1999年5月24日~6月9日

 

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