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植田実のエッセイ

美術展のおこぼれ

建築の編集者・植田実さんに専門外の美術について好き勝手に書いていただく「美術展のおこぼれ」が始まりました。
伝説の建築雑誌の創刊編集長として植田実さんの名を知る人も多いでしょう。今も「住まいの図書館出版局」の編集長として活躍する傍ら、大学で教え、絵本やコミックにはやたら詳しく、コレクターでもあり、2010年は写真家としても個展デビューを飾りました。
その合間を縫って年間150回くらいは美術展(美術館)に行くといいますからその記録をぜひ書いてくださいとお願いした次第です。どうぞお楽しみください。

また、現在ときの忘れものブログにて「植田実のエッセイ/生きているTATEMONO 松本竣介を読む」も連載中です。

第50回 「カタストロフと美術のちから展」 2019年01月12日
第49回 「「建築」への眼差し―現代写真と建築の位相」 2018年10月06日
第48回 「建築の日本展」 2018年09月11日
第47回 「版画の景色―――現代版画センターの軌跡」 2018年03月04日
第46回 「安藤忠雄展―挑戦―」 2017年12月04日
第45回 「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」 2017年10月06日
第44回 「石山修武・六角鬼丈二人展―遠い記憶の形」 2017年01月20日
第43回 「美術展のおこぼれ 43」 2014年1月15日
第42回 「恩地孝四郎展」 2013年7月7日
第41回 「生誕百年 桂ゆき―ある寓話―」展 2013年5月31日
第40回 「生誕120年 木村荘八展」 2013年5月31日
第39回 「Ryuji Miyamoto, Look in Twilight」 2012年11月12日
第38回 「メトロポリタン美術館展」 2012年10月24日
第37回 「「具体」−ニッポンの前衛 18年の軌跡」 2012年9月15日
第36回 「生誕100年 船田玉樹 ―異端にして正統、孤高の画人生。―」 2012年8月28日
第35回 「PRAXIS スタジオ・ムンバイ展」 2012年8月2日
第34回 「大エルミタージュ美術館展 世紀の顔・西欧絵画の400年」 2012年6月28日
第33回 「福原コレクション 駒井哲郎1920−1976」 2012年6月13日
第32回 「セザンヌ−パリとプロヴァンス」展 2012年6月4日
第31回 「野口久光 シネマ・グラフィックス」 2012年5月29日
第30回 「シャルロット・ペリアンと日本」展 2012年5月26日
第29回 「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」 2012年4月6日
第28回 「ヤオコー川越美術館」 2012年3月19日
第27回 「ジョナス・メカス写真展」 2012年2月24日
第26回 「瀧口修造とマルセル・デュシャン」展 2012年1月27日
第25回 「ぬぐ絵画 日本のヌード1880〜1945」展 2012年1月14日
第24回 「メタボリズムの未来都市」展 2012年1月13日
第23回 「ベン・シャーン クロスメディア・アーティスト」展 2012年1月13日
第22回 「DOMA 秋岡芳夫展 −モノへの思想と関係のデザイン」 2011年12月19日
第21回 「杉浦康平・脈動する本―デザインの手法と哲学」展
・「杉浦康平・マンダラ発光」展
 2011年12月11日
第20回 「法然と親鸞 ゆかりの名宝」展 2011年12月2日
第19回 「プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影」展 2011年11月16日
第18回 「生誕100年記念 瑛九展」 2011年11月3日
第17回 「イケムラレイコ うつりゆくもの」 2011年10月12日
第16回 「家の外の都市の中の家」展 2011年10月4日
第15回 「川上元美 デザインの軌跡」展 2011年9月30日
第14回 「鬼海弘雄写真展 東京ポートレイト」 2011年9月26日
第13回 「空海と密教美術展」 2011年9月21日
第12回 「大英博物館 古代ギリシャ展  究極の身体、完全なる美」 2011年8月8日
第11回 「パウル・クレー おわらないアトリエ」展 2011年7月12日
第10回 「世界中で愛されるリンドグレーンの絵本」展 2011年6月23日
第9回 「ナミビア:室内の砂丘 尾形一郎 尾形優写真展」 2011年6月13日
第8回 「森と芸術」展 2011年5月5日
第7回 「倉俣史朗とエットレ・ソットサス展」 2011年5月2日
第6回 「駒井哲郎1920-1976」 2011年4月26日
第5回 「白洲正子―神と仏、自然への祈り」 2011年4月23日
第4回 「シュルレアリスム展―パリ、ポンピドゥセンター所蔵作品による」 2011年4月4日
第3回 「生誕100年 岡本太郎展」 2011年3月19日
第2回 「鹿島茂コレクション1 グランヴィル−19世紀フランス幻想版画展」 2011年3月13日
第1回 「包む―日本の伝統パッケージ展
TSUTSUMU−Traditional Japanese Packaging」
 2011年3月12日



ときの忘れものが他のギャラリーと大きく異なっているのは、現代版画センターの時代からずっと建築家の作品(ドローイング、版画)を扱ってきたことです。
ル・コルビュジエ、ピラネージ、マイケル・グレイヴス、ダクラス・ダーデンなどの作品を紹介するだけではなく、版元として磯崎新、安藤忠雄、石山修武の日本を代表する建築家の版画作品のほとんどをエディションして来ました。
 画廊主が建築好きということもありますが、これらの優れた建築家を選ぶにあたっては、1970年代から30年近く顧問的存在として、植田実さんという名伯楽に教えを乞い、企画・編集をお願いしてきました。
植田実さんの存在を最初に教えて下さったのは磯崎新先生でした。30年前、建築に関して素人の私が突然、磯崎新先生に「版画をつくってくれ」と頼みに行ったのですが、いくらなんでも心もとないと思われたのでしょう、「植田実という美術に造詣の深い優れた編集者がいる」と紹介して下さったのです。
以来、私たちが関わる建築展(例えば1989年の「エッフェル塔100年記念展」)や、建築家の画文集(例えば磯崎新・連刊画文集『栖十二』)の監修、企画はいつも植田実さんにお願いして来ました。つい最近、2005年10月に開催した「弘前・前川國男建築ツアー」のように温泉巡りをかねた建築ツアーにもナビゲーターとして参加していただいております。
ときの忘れものの目下の最大プロジェクトである磯崎新連刊画文集《百二十の見えない都市》の企画・編集ももちろん植田実さんです。
植田実さんは、建築だけではなく、詩やコミックの分野でもさまざまな仕事をされており、名装幀家でもあります。
このコーナーでは、植田実さんが今までにつくってこられた「本」を紹介して行きたいと思っています。えっと驚かれるような本もたくさんあります。今日も日本全国、建築行脚を繰り広げている超多忙な身、はたして一気に進むかどうか。どんなペースになるかわかりませんが、じっくり一冊づつ、お楽しみ下さい。


植田実のエッセイ
タイルの家を訪ねて3
植田実のエッセイ
タイルの家を訪ねて2


植田実のエッセイ
タイルの家を訪ねて1



群馬県立美玄関
植田実のエッセイ
磯崎新の七つの美術空間
Seven Art Galleries
植田実のエッセイ 
本との関係16
「幕間」


植田実のエッセイ 
本との関係15
最近になっての『都市住宅』
関係の記事いくつか


植田実のエッセイ 
本との関係14
わが編集長 平良敬一
植田実のエッセイ 
本との関係13
編集の内側(続きの続き)
植田実のエッセイ 
本との関係12
編集の内側(続き)

植田実のエッセイ 
本との関係11
編集の内側
植田実のエッセイ 
本との関係10
A4変形判あるいは菊倍判
植田実のエッセイ 
本との関係9
東京駅八重洲口から歩いて直ぐ


植田実のエッセイ 
本との関係8
村野藤吾の早稲田大学
文学部校舎のこと
植田実のエッセイ 
本との関係7
突然の手紙 
茨城から福岡から
植田実のエッセイ 
本との関係6
洋服屋の地図帳 
製本所の「ジャン・コクトー」

植田実のエッセイ 
本との関係5
岩波文庫ひとつ星
植田実のエッセイ 
本との関係4
粕谷栄市がいた
植田実のエッセイ 
本との関係3
高橋睦郎の「友達」

植田実のエッセイ 
本との関係2
大学に入ったころ
植田実のエッセイ 
本との関係1
愛宕
メカスの映画日記

『アンジェロ・
マンジャロッティ 
1955-64』
関根伸夫 植田実の編集現場


都市住宅クロニクル
第I巻
都市住宅クロニクル
第II巻

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