■2016年11月01日(火)
光嶋裕介「ベルリン」
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| 光嶋裕介
"ベルリン"
2016年
和紙にインク
45.0×90.0cm
サインあり
作家コメント 四年間住んでいた街、ベルリンを描いてみた。雲のような、大地のような、予期せぬ形で混ざり合う白黒の和紙のなかに、古典主義の建築家シンケルを、モダニストのミースを、シャローンのフェルハーモニーを描き込んでいく。思いが赴くままにペンを進めていく。ひとつの建築を描き、余白との関係性を考慮しながら、次の建築を描き足していく。直感的に全体のバランスを意識しながらジャズのインプロビゼーション(即興)のようにして、ドローイングを描いていく。現実と幻想の狭間を彷徨いながら、独特な質感が獲得されていく。それは、建築群によって立ち上がる空間の質感のようなもの。
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